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足の学校 【足に痛みはどこから?】
足の学校 【足に痛みはどこから?】
このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、何かのきっかけで、必要な方に「楽になるヒント」をお伝えできれば良いなと思いながら書いています。
今月から4か月間は、しっかり足の知識が得られるように目指しましょう!
10年前までの私は「足が痛くて寝れない」という日が続いていたのに、どうにもならないと諦めていました。ローラーが付いた足裏専用マッサージ機が手放せず、湿布薬をふくらはぎに貼って寝ていました。
その時の靴選びの基準「スニーカーはワンサイズ大きめで、紐は緩くして履く」「パンプスは、足がむくんできつくなるから、幅広いサイズEEE」「伸びる素材の靴が足に良い」と思って選んでいました。日本人の足はべちゃ足と言われて育ったから、仕方ありませんよね。
欧米に比べて、日本人の足は甲が高く幅が広いと思われていたので、日本で売っている靴の木型は、わざと幅広で作られています。実際はそこまで幅広では無かったのに大きい靴を履いて骨格が崩れて横幅が広がったのです。そして広がった足に広い靴を履いて足のトラブルが起こったのが現状です。
足のトラブルと言っても外反母趾、魚の目など痛みのあるものから、角質やタコなど様々ですが、大抵は足のサイズと靴のサイズが合っていないことが理由で起こっています。靴が合わないと思っていても、もしかしたら靴が悪いのではないのかもしれませんよ。
靴擦れをして痛いのはサイズが合っていないからです。緩い靴の中で足が踏ん張るためにタコができたり、サイズが大きくて足が靴の中で大きく動いて踵がガサガサになっていたり、小指の下にある大きなタコは足首が固定できていない靴で力んでしまっている場合もあります。
足に何かトラブルがある方は、まず、靴のサイズを見直しましょう。
靴選びのポイント3点
①足長が合っているか(つま先に指が動くスペース1.5ミリが理想)
②横幅が広すぎないか、甲に支えるパッドやベルトや紐があるか
③踵がパカパカしてずれていないか
一日中歩き回る時には、簡単に脱ぎ履きできるものではなく、脱ぎ履きが面倒な靴を履くと疲れにくいです。わかっていても、習慣になるまでは時間がかかります。
いつまでも元気な足でいっぱい歩けるように少しずつでも良いので頑張りましょうね!