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誰も教えてくれなかったフットケア 痛みのない足を目指して!

足の学校 【靴が合わないのはあなたのせいではない】

足の学校 【靴が合わないのはあなたのせいではない】

 このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、何かのきっかけで、必要な方に「楽になるヒント」をお伝えできれば良いなと思いながら書いています。

 9月から12月までの4か月は、「足の学校」と題して、足の事をしっかり学べるように書いていきますので、一緒に良い足を目指しましょう!

 実は私、さっき転びました。原因は、急いで出かけた時に、緩いストラップのサンダルを履いていて、段差のあるパーキングで足首がぐらっとして雪崩れるように地面に倒れてしまいました。

幸いながら怪我はありませんでしたが、明日起きたら腰が痛くなるかもしれません。靴が悪いのではなく、履き方が悪かったのです。「大反省」、これからは靴の紐をしっかり締めて行こうと思います。

 さて、“なぜ紐をしめた方が良いか”知っていますか? 実は「足の骨」の構造ってすぐに崩れてしまうんです。足首から下の骨の数は26本と、人間の身体全体の約四分の一を占めており崩れたままだと足のトラブルだけでなく身体の不調の原因になります。その崩れがちな足を守って、しっかり支えて歩かせてもらう道具として靴を正しく履く方法の一つが、「紐をしめる」なのです。

 ほとんどの方が靴の選び方や、正しい履き方を学んだことがありません。それはあなたのせいではなく、足と靴について教育されたことがなかったから。「靴が合わないんです」と何足も無駄にするのは、靴を選ぶ知識がないまま、選んで履いていたからです。

歩行は人の基本動作です

 体調不良も、足元が整っていれば歩いて解消できるんです。では、どういう履物が良いかというと、第一にサイズが合っていますか?って自分に聞いてみて欲しいのです。もし、「幅が広い足だから、横幅の広い、柔らかい素材の、簡単にスポンッと履けるゴム製の軽い靴で、インソールはふわふわな素材で楽な靴を選んでいます!」というお答えが返ってきた方は要注意です!

ダメダメな靴選び

 幅が広い靴と、柔らかい靴、踵のない靴は今すぐにやめましょう。車で移動し、歩かない日常で弱った足に、足を支える機能のない靴を履いていては、良い歩行は出来ないですよ。

 履いた時に踵がピッタリとしてグラグラせず、紐やベルトで調節できるデザインで、歩いた時に踵がパカパカしない靴を探しましょう。足に合う靴だと、どんなに歩いても疲れないものです。

 自分の足でずっと歩けるように頑張りましょう!関での診察を受けましょう。いつまでも元気で過ごせますように!

誰も教えてくれなかったフットケア 痛みのない足を目指して!No.84

トラブルフット専門家 比嘉 由希子

自身の足のトラブルがきっかけで巻き爪や外反母趾などのメカニズムに興味を持ち、歴史の長いドイツ式フスフレーゲのライセンスを習得。原因から改善策までの提案を行っています。現在ハワイではマッサージセラピスト、ネイリストの技術を駆使し、多くの爪や足の悩みに向き合う日々です。

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