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爪の形は変わらないと諦めていませんか?
爪の形は変わらないと諦めていませんか?
長年私は爪に向き合うお仕事をしてきて、どんな爪でもきれいになる! と実感しています。深爪、爪を噛む、2枚爪、ジェルネイルで爪が傷んでいる、爪が巻いている、爪が硬い、爪に縦線が入っている等のお悩みネイルを抱えている方は、ぜひ、爪の切り方、保湿、指使いの見直し、バランスの良い食生活で、健康で美しい爪を取り戻しましょう。
さて、爪は1カ月でどのぐらい伸びるかご存じですか? 手の爪で約3ミリ伸びます。一日約0.1ミリ伸び、止まることなく伸び続けます(6カ月で入れ替わる計算。足の爪は10カ月)。冬より夏のほうが爪の伸びるスピードが速く、大人より子どものほうが速い、よく使う指や中指も他の指に比べると速く伸びる傾向にあります。
爪の主成分は、カルシウムではなくケラチンというたんぱく質で、タテ、横、タテの3層構造になっています。健康な爪は水分や油分をバランスよく含んでいるので、適度な厚み、柔軟性があり、折れにくく、艶もあり、きれいなピンク色をしています。
良くある爪のトラブルの原因
①深爪は、爪の切り過ぎが原因です……。爪の白い部分をすべて切っても、翌日には、ピンクの部分の先が少し指からはがれて白くなります。これを毎日続けてしまうと、爪も小さくなります。爪が短いと衝撃を直接受ける指の先端の皮膚がゴワゴワしたり、ささくれができて気になり、爪切りで切り取ったり、指で剥いたりしたくなります。
※ただし、感染症や皮膚炎が原因で爪が指から剥がれる「爪甲剥離症」の場合は、皮膚科を受診することをお勧めします。
②ジェルネイルは、爪の上に厚みを出すので、自爪が硬く強くなったと感じますが、爪本来が強くなっているのではありません。指の使い方が少々荒くても簡単に爪は折れませんが、ジェルネイルを付けていないと爪が薄くてすぐに欠けてしまうため、繰り返しつけておく必要が出てきます。
③爪に入っているタテ筋は爪のしわで、乾燥が主な原因です。また、横に入った溝は、爪の根本(付け根)の炎症、衝撃が主な原因です。体調不良などで起こることもあります。
すぐ出来る対策
①爪の長さは、指の先端に揃えるか、1~2ミリ伸ばし、スクエアオフの形を推奨。
②ジェルネイルをしている時も、爪の先でシールをはがしたり、何かをつかんだりせず、指の腹を使うようにします。
③爪のタテしわ対策にキューティクルオイルを塗り、乾燥を防ぎましょう。爪をもむことで、リラックス効果もあります。
爪もお肌の一部で、栄養が必要です。自分に合った食事と睡眠をとる事が一番、爪に栄養を与えてくれますよ。
誰も教えてくれなかったフットケア 痛みのない足を目指して! No.59