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【誰も教えてくれなかったフットケア】靴が足に合っていないと足元の土台が崩れてしまいます
このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、何かのきっかけで、必要な方に「楽になるヒント」をお伝えできれば良いなと思いながら書いています。少しでも多くの方の靴や足のお悩みに役立てれば幸いです。
今年は、旅行など行かれる方も増えてきましたね。その一方で、運動不足になってきた、ほとんど出かけない、などというお声も良く耳にするようになりました。
この3年の間に、家で過ごす時間が増え、体のあちこちが痛い、歩くのが辛い、という方。どうにか改善に向かう例はたくさんありますから、諦めずにできそうなことから挑戦してみてくださいね。
ご存知ですか?浮き指という言葉
足の指が地面につかない状態は、気が付いていない方が多い足のトラブルのひとつです。現代では、驚くことに子供の約8割以上が浮き指、というデータもあります。
これはかなり危険です。なぜなら、外反母趾、足裏や小指のタコや魚の目、歩くたびに足裏の痛みを感じる、膝痛、腰痛など、足だけでなくさまざまな体の不調を引き起こしてしまうからです。
浮き指の原因の中で最も長期かつ大きな影響を与えるのは「姿勢」と「歩き方」ですが、ここからが非常に重要です!
先日、「足が痛くて歩けない」という方からご相談がありました。足にケガや炎症も無いとの事。どこが痛いのか聞いてみると、「かかとが痛くて歩けない。だから、柔らかい素材の靴とインソールを入れています」という答えが返ってきました。普通なら痛い部分に柔らかいクッションがあれば楽になりそうですが、痛くて歩けなくなってしまったのです。
足が痛いのは靴がきついからだと思っていると、更にゆるいサイズの靴を選ぶ傾向があります。靴が緩いのに、さらに大きなものを履けば、踵はパカパカで、歩くたびに足が靴の中で前後左右と揺れっぱなしになります。
足が靴の中で踏ん張った結果、開張足と言って、横アーチが落ちた状態の「浮き指」になります。浮き指になった足で歩くと、土踏まずから踵に痛みが出やすいのです。
足元グラグラが当たり前の方、はたして本当に大きな足なのでしょうか? 試しにフィット感の良い靴を履いてみましょう「こんなに揺れていたとは!」と気づけると思います。
足指が地面にしっかりと接し、立つことができれば、安定感からの安心感。痛くない足なら気持ち的にも自信を持って、もっと歩ける感じが湧いてきますよ!