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【誰も教えてくれなかったフットケア】フットケアに重要な3ステップ
このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、何かのきっかけで、必要な方に「楽になるヒント」をお伝えできれば良いなと思いながら書いています。少しでも多くの方の靴や足のお悩みに役立てれば幸いです。
私は運動不足をお天気が悪いせいにし、じっとしていたら3月が終わりそうになり焦っていましたが、読者の皆様はいかがお過しでしたか? そろそろ動き始めたいという方にとっても「運動不足を解消するのも健康な足があって」のこと。今回はウォーキングなどを始める前に、ぜひチェックしていただきたい項目を3ステップでご紹介します。
ステップ1:自分の足を観察しましょう
小さな傷や、魚の目やタコ、巻き爪になっていませんか? 昔はなかったのに最近気になっている症状、靴擦れやひび割れのように小さな異変でも放置すると、症状が悪化してしまう可能性があります。
ステップ2:アーチサポートしましょう
爪の長さがあると指先に力が入ります。深爪だと指先の爪が無い部分の肉がもりあがって、そこから力が逃げてしまいます。正しい長さの爪には爪圧がしっかりとかかるので、指先に力を使う職業やスポーツをされる方でなくても爪の長さを指先に合わせることで力が込めやすくなります。
足のアーチは、足が地面に着地する時に土踏まずが下がり、クッションのように衝撃を吸収する役目があります。踏み返す度、アーチは元に戻り次の衝撃に備えます。足のアーチ構造が崩れると、外反母趾、浮指、偏平足になり、タコや魚の目などの足トラブルが起こりやすくなります。膝や股関節に起こる痛みも、崩れたアーチが原因です。正しい靴の履き方でアーチサポートをすることが大切です。
- 靴選びの注意ポイント…ゆとりのある靴は一時的に楽な感じがしますが、足の変形や症状を悪化させる原因に。
- 靴を履くときのポイント…かかとをトントンして、足が靴の中で前滑りしないように、紐やベルトを履くたびに締め直してください。
- インソールを使う場合の注意点…インソールの役目は、崩れたアーチを持ち上げます。ジェルや、低反発などふわふわした素材のものでは、全体重を支える事ができないですし、足の変形の原因になるかもしれないので、ご自分で選ばず、専門家にご相談ください。(※リウマチ、糖尿病の方は、インソールの選び方が違うため、医師に必ずご相談ください)
ステップ3:歩き方をチェックしましょう
ペタペタ歩き、足音が大きい、がに股になっていませんか? かかと~つま先へ体重移動~つま先から重心が抜けるように重心を移動させる歩き方が足への負担を軽減します。靴を正しく履かなければ体重移動はできませんよ!
まとめ
痛みのない足で健康に過ごすコツは、体の異変に気が付くことです!