おうち時間が増え、外食や、外出も減り、エクササイズも頑張っているはずなのに痩せない…できれば、簡単に痩せる方法はないかな？！ と、常に探しているのではないでしょうか？

　私も、自宅待機中は、三食きっちり自分で作って食べていました。何もしなかったら確実に太ってしまうと分かっていたので、毎日、負担にならず、苦しくないエクササイズ「ウォーキング＝歩く」を行い、体型をキープできるように頑張りました。

　痩せることを意識した「正しいウォーキング＝歩行」をする為に大切なのは、骨盤を意識した体重移動です！ 日常動作は、大きく分けると「立つ」「座る」「歩く」の3つだけです。その中の「歩く」を、立派な運動に変えてみませんか？ 　

「ウォーキング=歩く」は、有酸素運動で、体脂肪を消費させる事ができます。そのためには悪い歩き癖や持っている情報の見直しが重要となってきます。

悪い歩き癖がある場合に出る症状は

その１） 歩いて帰ってきたら、足がパンパンで痛い

その２） 靴擦れや、タコや魚の目が出来ている

その３） 歩き方に特徴があると言われたことがある などです。

　「やわらかい靴で、足に当たらないのがいい」「きつくない靴が良い」「手を体の前にぶんぶん振って歩く」「大股で歩く」「踵から着地して歩く」「胸を張って反らして歩く」「毎日1万歩が健康に良い」「靴は、脱ぎ履きが楽でスポンと履けるものが良い」…など、足に良さそうに思える情報が、実は正しい歩き方には不足している情報で、悪い歩き癖を付けてしまっていることも。

【自分の頭の中の情報を整理してみましょう】

　体重移動は、骨盤から足を前に出すイメージで体重をかけていくので、踵から着地とか考えてるとできません。足は、太ももの付け根から動いていると考えてみましょう。

　骨盤が正しい位置に保てているかが大切ですが、骨盤は外から見えませんので、まず外見の上半身の姿勢を良くしましょう！ ポッコリおなかや、前ももの張りが気になる方は、猫背や反り腰になっていて骨盤が正しく動かせない状態になっています。

【正しい骨盤の位置の探し方】

　両腕を頭の上で組んでうーん伸びしてみましょう。そしてゆっくりと、腕を下ろして、まっすぐ立った時に、骨盤はニュートラルな位置に戻っています。椅子に座っている時の骨盤の位置を探す方法は、お尻の下に手を入れてみて、とんがった骨で座れている時に骨盤が正しい位置にあります。まずは手を、骨盤の位置に添えながら、その場足踏み（座りながらでも）をして、ご自分の骨盤探しから始めましょう。