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【誰も教えてくれなかったフットケア】 自分の身体とどう向き合う?
このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、何かのきっかけで、必要な方に「楽になるヒント」をお伝えできれば良いなと思いながら書いています。
先日、いつも履いている調子の良いスニーカーを履いて出かけました。30分ほど早歩きして予約していたお店に急いでむかっていたところ、その日はなぜか3回も靴紐が緩んでほどけたんです。「なぜだろう? むくんでいた足が、細くなったんかな」、「珍しくたくさん運動したからじゃない?」
私は原因をすぐに解明する習慣がついています。身体の不調や、いつもと違うと感じる時は、自分で何か行動をした結果です。日々の生活の中で、自分の身体を感じることはとても重要です。
今、あなたの足が外反母趾で痛いと感じていても、外反母趾の出っ張りや曲がった部分は仕方ないと諦めていませんか? 外反母趾は、「グラグラ歩き」と「グラグラ歩きを誘導している靴」の2つが痛みを引き起こしています。この場合、グラグラ歩きを誘導している靴を先に変える必要があるのですが、人は「歩き方が悪い」とまず歩き方を直そうとします。これが一番簡単そうで難しいのです。
正しい歩き方を教わる時、「踵から指の腹までゆりかごのように動かしてください」と言われます。なんじゃそりゃ、でしょ!? 生まれて、よちよち歩きから始まり、生きている限り歩く「歩行は人生の原点」。ヨーロッパのほうでは学校や親が歩き方を教えるそうです。
私達が子供の頃は、すぐに成長するからとブカブカの靴を与えられ、姿勢が悪いと「猫背だね」とは言われましたが、歩き方を習ったことはありませんでした。しかも「ゆったりした靴は足に良い」と育ったので、みんなゆったりした靴が大好きです。
現実は緩い靴を履けば履くほど、外反母趾の痛みはひどく、湾曲も強くなっていきます。
外反母趾は、正しい靴を履き、歩き方を補正すれば、痛みも出っ張りも整います。踵周りをしっかり締めてあげられる靴を選んでください。それが足にとって体にとって、無理なく心地よく、気持ちの良い環境を作ります。
まずは30分本気で歩いても疲れない靴探しをしましょう。日常生活の中にウォーキングを取り入れるのって最高です。みなさんも、たくさん歩いて体力をつけましょう!
【足音が大きい?】
歩くと疲れやすい人の特徴のひとつは「足音が大きい」。特に引きずるような音がしていたら要注意です。無意識でやっているのでなかなか気が付かないのですが……もしかしたら靴が大きいのかもしれませんよ。