ジョン・メイヤーのニューアルバム発売!
7月16日金曜日は、ジョン・メイヤーの最新アルバム『Sob Rock』の発売日だった。このため、私の頭の中はこのことでいっぱいで、他のことは書けません! というわけで、今回も音楽ネタです。
ちなみにジョン・メイヤーとは、アメリカ人のミュージシャンで、現存するギター弾きの最高峰。日本では知名度が低いけど、アメリカではセレブです。
私は20年前にひと目惚れならぬ「ひと聴き惚れ」をして以来、冷めるどころかますます募るこの想い。ギターを弾き始めてからは、さらに愛が深まってしまったわけです。そんな状況でのニューアルバムの発売。落ち着けるわけがありませぬ。
当日は、仕事帰りにウォルマートに寄ってCDを購入。「イマドキCDを買う人っているの?」と思ったアナタ、いるんですよ、ココに。なぜわざわざCDを買うのかといったら、答えはひとつ「音がいいから」。ただそれだけ。
スマホやPCに搭載されているMP3などのフォーマットは「CDとほぼ同じ音質」というフレコミらしいけど、「どこがほぼ同じやねん!」とツッコみたくなる。それくらい違うんだよね。ただ、スマホでしか音楽を聴かないなら、その音しか知らないわけだから、気にならないってだけだと思う。
わざわざ買いに行った理由は他にもあった。今回のアルバムは80年代をテーマにしている。収録曲は10曲。レコード時代のA面・B面というコンセプトなんですね。YouTubeで聴 いたら、
途中でCMなどが挟まったりしてしまう。そんなのは絶対に嫌だ! ちゃんと1曲目から10曲目まで通して聞きたい。
それに、私の住んでいるのは離島なので、オンラインで購入しても、発売日当日にちゃんと届くかかなりアヤシイ。4年前、前回のアルバムの時も、まったく同じ理由でウォルマートに行きました。
というわけで、先週の金曜日からジョン・メイヤーづくしの夏の宵なわけですが、いやあ、素晴しい、最高です! コンセプトは80年代と言っても、実に様々な音楽の雰囲気が融合している。聴く人によって思い出す曲やミュージシャンがぜんぜん違っている。例えば、私が「これはブライアン・アダムスだよね」って思た曲を、コメント欄などでチェックしてみたところ、イーグルスやシカゴ、ジョージ・ハリスンなどの名前が挙がっていてものすごく驚いた。いや、私もイーグルス好きなんですけど、それってぜんぜん感じなかったもん。
思うに、こういう印象というのは、結局自分の中にあるものが引き出されているだけなんだろうな。ある曲を聴いて、何を思い出すかって、人によってまったく異なる。そこに正解なんてない。現代人ってすぐに答え合わせをしがちだけど、もっと自分の心の反応を大事にした方がいいんじゃないかと思いました。
さて、さっそくギターの練習に取りかかったものの、難しい! 難しい印象はないんだけど、まったく弾けなかったりする。師匠(夫)からは「いきなりエベレストに登ろうとせずに、できるところからやりなさい」とのアドバイスを頂いたのでありました。
No.224
相原光(アイハラヒカル)
フリーランスライター&翻訳
群馬県出身、早稲田大学卒業。2008年結婚してハワイに移住。夫は寿司シェフ。2012年4月双子猫パンとマーチを連れてハワイ島に引越。8月に玄米寿司とムスビの持ち帰り店「DRAGON KITCHEN」を夫婦でヒロにオープン。現在ライター兼寿司屋のお手伝いとして活動中。姉は漫画家の花福こざる。
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