カレーのお話
突然ですが、近頃カレーにハマっています。きっかけは、ツイッターで話題になっていた簡単バターチキンカレーの作り方を見たこと。バターチキンカレーというと、なんだか本格的で、ちゃんとしたインド料理店でないと食べられないようなイメージがあったのですが、そのレシピによるとヨーグルトに漬け込んだ鶏肉をトマト缶とカレールーで煮込むだけ。家でこんなに簡単に、それもお手頃価格でできるなんて!と感動してからというもの、色んなカレーを作っています。
最近、ついにカレーパウダーと各種スパイスを揃えてしまいました。カレーパウダーは、ルーに比べるとサラッとしていてスパイシー。は辛いもの好きな私にはたまりません。他に揃えたのがカイエンペッパー、ガラムマサラ、コリアンパウダーにクミン。今はまだ自分の最適なスパイスのバランスを見極めている最中ですが、いろいろ混ぜるのは実験しているようで楽しいです。
お気に入りは「サグカレー」と呼ばれるほうれん草のカレー。ほうれん草を下茹でしたり、ミキサーにかけたりと少し手間がかかりますが、鮮やかな緑が美しく、鉄分がたっぷり取れるのも嬉しいところ。他には、本場インドでは茹で卵を入れたカレーを作ると聞いて、茹で卵を一緒に煮込んだり、はたまた冷蔵庫にあるものをとりあえず全部鍋に入れてみたり。カレーの持つ無限の可能性に魅了されっぱなしです。
作るのが簡単、というのもありがたいところ。野菜や肉を切るのは少し時間と手間がかかりますが、そのあとは基本鍋を火にかけて放置。30分もあれば完成してしまうので、時間がないときの味方でもあります。のり、キムチ、チーズや炒り卵、素焼きの野菜などをトッピングで加えれば、まるで「インスタ映え」。トッピングによって味が変わるのでなかなか飽きません。
カレーというとカロリーが怖いイメージもあるのですが、ルーの代わりにパウダーを使ったり、お米の量を減らせば大丈夫。カレーに含まれるスパイスは新陳代謝をあげてくれるので、冷え性や肩こりにも効果的なのだとか。そういえば、少し前に朝カレーダイエットなるものも流行りましたね。今のところ私にはダイエット効果は現れていませんが、カレーを食べた後は体がポカポカして元気になる気がします。気がするだけかもしれませんが。
ただでさえ暑くなってきたのに、熱く語ってしまいました。もう夏の匂いが漂っているハワイでも、カレーを食べて元気にいきましょう。
CAN OF ALOHA No.53
金平 薫 (Kaoru Kanehira)
香川県出身、現在はハワイ某所にて武者修行中。 日々のあれこれを、ゆるりとお伝えできたら幸いです。美味しいものには目がありません。 なんでもない毎日は Instagram:kaoru_channel をご覧ください。