コロナ禍になってはや一年。ステイホームのお供といえばNetflixとNintendoのSwitchが定番だった私ですが、最近新たな楽しみを見つけました。今更？と言われるかもしれませんが、YouTube。正確にいうと、YouTuberの動画を見るのにハマっています。

　これまでは、企業やアーティストの公式チャンネルだけを見ていましたが、最近はもっぱらYouTuber。中でもお気に入りなのは、食レポをするチャンネル。特に日本の食べ物を美味しそうに食べている人たちを見ると、懐かしさと羨ましさでいっぱいになります。コンビニの商品を食べてみた、というシリーズが特にお気に入り。最近よく見かけるのは有名ラーメン店・一蘭のカップヌードルや、アニメ「セーラームーン」に登場するキャラクターをかたどった和菓子。コンビニも進化しているのだなぁと、なぜか感慨深い気持ちになります。

　そうそう、日本の料理系YouTubeもよく見ます。といっても、本当に見るだけ。参考にして、同じような料理を作ってみようかな、と思うだけ。言い訳のように聞こえるかもしれませんが、日本とハワイではキッチン事情も、食材事情も違います。いくら日本の調味料や食材が簡単に手に入るとはいえ、やはりそこには海を超えた分の違いがあるのです……と思ったのですが、おそらく私が怠惰なだけ。なぜなら、海外にいながらも素晴らしい料理動画を配信している日本の方たちもいるのだから、本当にやりたければそれを真似すればいいだけの話ですから。

　いわゆる大食い動画を見るのもやめられません。私も食いしん坊を自負してはいますが、とてもじゃないけれど足元にも及ばないほどの量を軽々と食べているその姿に感動を覚えます。かつて一世を風靡したフードファイト系のテレビショーとは異なり、それぞれのペースで、時にはお喋りしながら楽しそうに食べられるのはYouTubeならではかもしれません。

　YouTubeのいいところ……もしかすると、悪いところかもしれませんがーは、一つお気に入りのチャンネルを見つけると、似たようなチャンネルを教えてくれるところ。おかげで、YouTubeを開くと、食べ物系YouTuberの方がずらり。ついつい次々に見てしまって、気づくともうこんな時間！ ということが多々あり、反省の毎日です。

　とはいえ、その機能のおかげで、今まで知らなかったYouTuberに出会えることもあり、新しい世界が開けることもあり。まだもう少し続きそうなステイホームも、YouTubeがあればなんとか乗り切れそうだと思う私なのでした。