水虫疑惑(後編)
前回から、息子の水虫疑惑のお話です。
あれからいろいろ考え、きっと男の子は赤ちゃんの時から汗の分泌量が多いのが一つの原因なんだと思います。大人でも、男性の方が水虫になる確率が高いのはそれが原因の一つではないでしょうか。そう言えば、赤ちゃんの匂いというのも息子の方が早くなくなった気がします。生後何カ月だったか、すでに汗が「くさっ」と思った記憶があります。これも娘にはありませんでしたし、今もあんまり娘の汗では思うことはありません。
手足口病かも、という診断の時もそうですが、「もしも」そうだといけないので、その時は他の子供と遊ばせないようにしたり、タオルなど共有しないようにしました。
では、「もしも」水虫だったとしたらどうしたら良いのでしょう…。やはりタオルの共有は避け、しっかりと足は洗って乾かす。そして、薬を塗るんですが、市販の薬は強いので余計に症状がひどくなることもあるそうです。実際に、水虫かも?!となったときに、主人がすぐにクリームの薬を塗りました。翌日に、なんともっと皮が剥けています。皮が剥けて治るのか?とも思いましたが、見た目そうも思えなかったので、ホホバオイルベースで水虫用オイルを作りました。
ホホバオイルに高い殺菌、抗菌効果のティートゥリーオイルと、皮が剥けているのでヒーリング効果の高いラベンダーを1%以下の濃度でブレンドします。ティートゥリーを水虫の治療に使用したケーススタディは多数ありますので、個人差はあるにせよ、効果は期待できます。少量でしたら、ティートゥリーは直接肌につけてもあまり問題がないオイルですが、幹部でない皮膚についた場合に、逆に皮膚を乾燥させてしまったり、痒みが出たりする事があります。したがって、小さな傷口などの消毒以外でしたら、ホホバオイルに希釈して使用することをお勧めします。
そして、これを夜シャワーの後と、朝起きた時に1日二回を目安に幹部に塗布します。すると、2日ほどで明らかに少し良くなっているという改善が見て分かるようになりました。続けていくと、10日ほどでかなり改善されました(実際の写真をインスタグラムとFBに載せています)。もちろん、これには個人差がありますし、素人判断での水虫「かもしれない」なので、実際に水虫だったかどうかはわかりませんが、皮膚のトラブルが改善したことには変わりありません。
実際に、大人の方でも繰り返す水虫にお悩みの方は、試す価値はあるかと思います。もちろん、症状が改善しない場合や、ひどくなる場合には早めに専門医を受診することをお勧めします。
アロマのある生活 No.126
山中麻瑠 Maru Yamanaka
1999年に渡豪、IFA認定アロマセラピストとなる。オーストラリア某有名デイスパ、日本で医療現場、ホテルスパ、等で経験を積み、アロマセラピスト育成講師も務める。2005年ハワイに渡り、2008年より11年間アロマアットホームのオーナーを務める。現在、アロマセラピーを広める活動中。2014年からアロマセラピーワークショップ開催。
インスタグラム:@marukimoto_808aroma
FBページ:MY Essence Hawaii