運動不足とアロマセラピー
みなさん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。コロナ感染対策、進んでは戻るといった状況の続いているハワイです。
この自粛生活の中で、私が一番感じるのは、ストレスもそうですが、運動不足です。普段から毎日運動しているわけではありませんが、外に出た時に少し多く歩いてみようとか、車に乗らずに散歩がてら歩いてみようとか、そんなちょっとした運動をするのも気が引けてしまいます。
もちろん、子供も運動不足になってしまうので、先日動物園に連れて行きました。もちろん、動物園はセキュリティが見回りをしていて、子供が親から離れて走り回ってはいけません。2歳手前の息子には、それが難しく、どうしても走り回ってしまいました。周りの方のことも気になるし、体力的に疲れたというよりは、気疲れしてしまいました。この状況で仕方がないと分かっていても、なかなか厳しいものです。
さて、運動不足が引き起こす体の不調は様々です。運動をしないと体内の老廃物を排出する事ができないので、疲れやすくなったり常に倦怠感を感じることもあります。また、身体はだるいのに眠れない。睡眠時間は十分にとっているはずなのに、すっきりと起きられないということもあります。これらの症状は、運動不足が原因というわけではありませんが、運動不足が関係している場合もあります。老廃物が体内に溜まるというだけでなく、筋肉の衰えや代謝の低下によって、身体の気管が正常に働かなくなり、不調を引き起こすこともあるからです。
では、アロマセラピーで運動をしたのと同じ効果を得られるかといえば、流石にそれは難しいです(笑)。しかし、老廃物排出を助けるジュニパーベリー、サイプレス、グレープフルーツなどの精油を使用して、バスソルトやバスオイルを作って半身浴をすれば、汗をかいて汗と共に老廃物を排出することができます。
適度にウォーキングなどの運動はしているのに、眠りが浅い、寝つきが悪いなどの場合には、自分が落ち着くと思う精油を寝室で使用するのも良いでしょう。ラベンダー、スイートオレンジ、ジャスミン、ネロリなどは、安眠に導いてくれると言われている精油です。精油は、単体で使用することもできますが、ブレンドすることによって相乗効果を発揮します。精油をいくつかお持ちでしたら、ブレンドして使用することをお勧めします。
ブレンドするというと難しく考えがちですが、例えばオレンジを2滴ディフューザーに使うところを、オレンジ1滴、ユーカリ1滴にして使用するということです。ぜひ試してみてください。
アロマのある生活 No.137
山中麻瑠 Maru Yamanaka
1999年に渡豪、IFA認定アロマセラピストとなる。オーストラリア某有名デイスパ、日本で医療現場、ホテルスパ、等で経験を積み、アロマセラピスト育成講師も務める。2005年ハワイに渡り、2008年より11年間アロマアットホームのオーナーを務める。現在、アロマセラピーを広める活動中。2014年からアロマセラピーワークショップ開催。
インスタグラム:@marukimoto_808aroma
FBページ:MY Essence Hawaii