現代人は大人も子どもも“首コリ”が急増、全身の歪みを正し、 しぶとい痛みやコリの解消を!
アラモアナの海が窓いっぱいに広がるドン先生の治療院。ベッドもタオルもインテリアもいつも清潔。中国の茶道具や文具四宝など、ドン先生のコレクションも必見で、さらに最近改装して、壁も床もピカピカです。施術ベッドもグレードアップし、シーツは一人ずつ使い捨てという心配り。
“ハワイに行くならまず、ドン先生のマッサージの予約を”という日本からのお客さんが増えているそうですね。超有名な芸能人も常連さんなんだとか!?
「そうハワイは癒しの島だからね(笑)。それに今、首に問題のある人が急増していますよ。大人も子どもも年代を超えてね。日本ではストレートネックと言って、スマホやパソコンを見るとき、頭が肩より前に出てしまう。うつむき加減な姿勢を長時間続けると、首がのびて首コリが起きるだけでなく、頭痛、眼精疲労、肩こり、腰痛と、全身に悪影響を及ぼします」
痛みやコリを我慢していると、血管や神経を圧迫し、内臓の機能も低下させてしまうからご用心。
眺めの良い部屋でゆったりと施術。リラックスできる |
首は頭の重さを支えきれなくなっている!?
「頭は体重の10%、体重が50kgなら頭は5kgもの重みがありますからね。それを細い首がヘンな姿勢で支えると、5kg以上の負荷がかかってしまうんです。首の頚椎は7個の関節が連携しています。私が頚椎を触診すれば、どう治せばいいかすぐわかります」
首の痛み、肩こり、眼精疲労、手のしびれ、うつ、吐き気、不眠などは首の異常が引き起こしている場合も少なくない。
「首にコリがあると頭の血流まで悪くなり、頭痛や抜け毛、白髪につながることもあります。首は体と脳の神経・血管をつなぐ重要な器官なので、多くの不調につながりかねないんですよ」
ドン先生は、患者さんの立ち姿を見ただけでどの部分に問題があるかわかるというが、施術の流れは以下の通りだ。
①問診により、患者さんの痛みの箇所、つらい箇所、心配なことなどをよく聞く。
②触診により、痛みのある箇所、頚椎や背骨、腰椎、骨盤などの状態を調べる。
③施術は全身のツボ、経絡、スジのポイントを、気功を使いながら指圧したりマッサージしたり、ドン先生ならではの独自の手業でほぐし、正し、治していく。
マッサージ以外、即効性のある吸い玉やかっさも用いることができる。
「背骨は32~34個の脊椎と呼ばれる骨からなっています。スジや筋肉を始め、内臓のツボもたくさん集中しているのが背骨です。だから背骨を見れば、その人の健康状態がわかります。首から背中、腰までぜんぶ繋がって影響し合っているので、悪い箇所だけ治すのではなく、全身の歪みを正して、本来あるべきバランスにリセットするのが私のミッションです」
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40代女性、 首コリがエスカレートして腰痛も
モデルになってくれた40代の女性は、首コリがひどいという。営業の仕事だが、1日のうち2〜3時間、毎日パソコンに集中している。連絡でスマホもよく使う。
「首が痛いのか頭が痛いのかわからなくなるほど鈍痛がする」と訴える。
ドン先生が首を揉み始めるや、「ああ、左が特に痛いっ」と呻いた。
「首の骨がズレていますね。まずはこれを治さないと」
さりげなくマッサージしているようだが、実はドン先生、中国の大学で6年間学んだ気功術の呼吸法を使いながら施術している。患者さんの気の流れも整えているのだ。
「経絡を使って筋肉を揉みほぐし、スジの緊張を取りながら骨や関節を矯正する。私の施術は3Dみたいな治療法なんですよ」
マッサージを受けた女性はこう話す。
「はじめは痛いけど、だんだん気持ちが良くなってきます。筋肉は揉みほぐされて緊張が解け、骨と関節はあるべき位置に矯正されていくというか、頭から足先まで整えられていく感じです」
治療終了後に立ってみる。
「あ〜ラクに背筋が伸びます。頭のてっぺんから吊るされているような感じ、体が軽くなりました!」
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中国、満州出身。中医学の大学で6年学び、最高位の施術師の免許を取得。卒業後は中国の病院に勤務。その後日本で10年、ドイツで8年、カリフォルニアで4年の経験を積み、2017年からハワイで開業。計36年の実績を持つ。
Menu 税・チップ別
全身(頭・首・肩・背中) 60分 $80
吸い玉(カッピング) 20分 $40
かっさ 20分 $40
電気つぼ療法 20分 $40
マグネットつぼ療法 20分 $40
お灸 20分 $40
上記メニューを自由に組み合わせられるコンボメニュー
60分 $90
経絡・気功・推拿(整体)専門 ドン先生のマッサージ整体院
ハワイ州ライセンスMAT-15722
完全予約制 日本語でどうぞ
月〜土 9:30am〜6:30pm 日・祝休み
アラモアナビル18階 1441 Kapiolani Blvd. #1810
ギフトサティフィケート あります
(日刊サン 2020.10.27)