日刊サンWEB|ニュース・求人・不動産・美容・健康・教育まで、ハワイで役立つ最新情報がいつでも読めます

ハワイに住む人の情報源といえば日刊サン。ハワイで暮らす方に役立つ情報が満載の情報サイト。ニュース、求人・仕事探し、住まい、子どもの教育、毎日の行事・イベント、美容・健康、車、終活のことまで幅広く網羅しています。

デジタル版・新聞

アラ古希からのユルユラAlohaマインド

【60代からのユルユラALOHA留学】Juxtaposition 二人展

 私が所属する日本旅行作家協会のメンバーのOさんから、昨年の2月の半ばに小冊子2冊が届きました。

 Oさんは、日本の海運会社に就職し、15年間でシドニー・シンガポール・ソウルの3箇所の海外勤務を終えて定年退職され、2年前に東京の自宅へ戻ってきました。が、時代はコロナ禍のステイホームで、とても旧知の友人の所を訪ね歩くこともできずに寂しい思いをしていたようです。

 でも彼は、幸いにもサラリーマン時代から写真と俳句を趣味としていて、海外の様々なところで写真の展覧会を開催したり、ソウル駐在中には、情報をNNAへ『なんせんちょむ』という題でフォトエッセイにして寄稿をされていました。なんせんちょむ、とは「生まれて初めて」の意味です。会社勤めをしつつ、日本ペンクラブ会員・日本旅行作家協会会員・現代俳句協会会員、と多方面に活躍の場を広げて来られてきた行動派。ステイホームの時間で、「売茶翁を追いかけて」と「リバーリンク・プロジェクト7年の歩み」を発行されています。

 私が日刊サンハワイへ寄稿を続けていることを知り、旅行作家協会の仲間同士として2冊のその小冊子を送ってくれました。 発行所の名前は書肆(しょし)草庵。彼は発行所を立ちげたのでしょうか?

 ちょうどその頃私は、詩集を公募に応募したいと思っていましたが。書籍の流通には出さなくとも、原稿の形ではなく「私家本」という形での応募ならばできると知り、私家本を格安で作ってくれるところはないかしら?と思っていたところなので、タイミングの良さにビックリしました。詩集の私家版制作をお願いしましたら、快く編集もして下さり、本のカバーと裏表紙には、彼の素敵な写真を付けてくれました。

 初めての詩集公募への応募では、奇跡は起きることなく落選しました。でも、十冊ばかりでも、本の形になっていれば孫達へは婆ちゃんからの声として残る気がしています。

 詩集が2冊出来てきた後で、Oさんから写真とマグネットアートのコラボレーションで二人展をしませんか?とのご提案を頂きました。この4月に、Oさんの写真と私のマグネットアートのコラボ展をすることになりました。

 タイトルは私の頭には全く浮かんできませんでした。が、彼から届きました案は、Juxtaposition。素敵な作品が生まれますように祈りつつ創作します。

  ハワイ留学へ 60代からのユルユラAloha留学 No.112

蒼井 絹子

北海道生まれ。学習院女子短期大学英文科卒業。 

1984年「ベルーシの涙は、スニーカーブルース」が、NHK北海道ラジオ創作ドラマで採用 

1987~89年 3人の小学生の子供達を連れて渡米。シアトルのグリッフィンカレッジに 留学・卒業。シアトル日本語放送局にて番組を担当 

1994年 北海道にて、陶芸工房【G-club】を開設 

1997~2001年 北の生活産業デザインコンペにて入選・入賞 

2002年 財団法人中小企業総合研究機構会長賞を「マグネット・アート」で受賞 

2003年 東京に工房・オフィスを開設 

2011年 日本旅行作家協会入会。東京都TASKものづくりコンテストにて奨励賞を受賞 

2012年 東京都美術館「東京展」にて「マグネットアート」入選 

2014年7月7日より、ハワイマッサージアカデミーへM-1(技術取得ビザ)にて留学 

2015年1月17日 同校卒業 

2020年12月 著書「人生の“サバティカル”留学」を上梓

返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Social media & sharing icons powered by UltimatelySocial
Twitter
Visit Us
Instagram