【ハワイニュース】採水サンプルから微量の石油成分検出 ハワイ州「安全レベル下回る」
米海軍レッドヒル給水システムの貯水槽から供給される水について、ハワイ州は、5カ所の採水サンプルから微量の石油成分を検出したと発表した。石油成分が検出されたのは、今月7日から9日にかけて27カ所から採取された採水サンプルのうち、5カ所のサンプル。
この水質検査の結果は、海軍給水システムが広範囲にもたらした水質汚染に関する最新の情報になる。前回の水質検査では、レッドヒル給水システムの水の石油成分含有量が、安全とされている含有量の最大350倍だったことが確認された。
州は、今回採取された5カ所の採水サンプルの石油成分含有量は、飲料水として安全とされる含有量を「はるかに下回っている」と述べた。
採水サンプルから微量の石油成分が検出されたのは、主に民間人が居住しているエヴァビーチのカパリナ・ビーチ・ホームズ内のエッジウォーター・ドライブ(Edgewater Drive)、ドヴェキー・アベニュー(Dovekie Avenue)、イロキオス・アベニュー(Iroquios Avenue)、およびマクグルー・ポイント内のマクグルー・ループ(McGraw Loop)、ヘカウ・ストリート(Hekau Street)。
州当局は、依然として海軍給水システムからの水の飲用を控えるよう勧告している。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2021.12.17)
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