送電線が車の上に落ちて車内の女性が感電死 ハワイ島
今月12日午後8時41分、ハワイ島パホアエリアにあるカハカイ・ブルバード近くのオオプ・ストリートの路上で事件は起こった。
59歳の女性と58歳の男性が路上に車を駐車して車内に座っていたところ、折からの強風で木の枝が折れて送電線の上に落ち、切断された送電線が車の屋根の上に落ちた。
送電線には電流が流れ続けていたために車と周囲の落ち葉が燃え上がった。
男性は後部座席へ移動し、空いていた窓から外に脱出したために軽傷で済んだものの、女性は男性の後から後部座席へ移動したが、亜鉛メッキされた部分に接触して感電してしまった。
消防隊員が現場に到着した時には女性は車の後ろの地面に倒れていたという。
電線はまだ周囲に落ちたままになっており、車も周囲の落ち葉も燃え続けていたが、消防隊が消火活動にあたり午後9時には鎮火した。
女性はすぐにヒロ・メディカル・センターに救急搬送されたが、死亡が確認された。
ハワイ島警察がこの事件について公共事故として詳細を調査している。
写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2021.10.14)
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