ディズニーワールドに大量のワニ フロリダ
フロリダ州にはたくさんのワニが生息していることは広く知られているものの、数年前にディズニーワールド内で2歳の子供がワニに噛まれて死亡した事件はショッキングなものだった。
それからディズニーワールドでは施設内から250頭のワニを捕獲したとフォックス・ニュースが伝えている。
2016年にレイン・トーマス・グレイブズ君がディズニーワールド内にあるグランド・フロリディアン・リゾート&スパというホテルの近くでワニに噛まれて死亡した。
その事件からディズニーワールドは施設内の水辺には柵を張り巡らし、ワニに注意するよう警告の標識を立てる一方で、ワニの捕獲に乗り出している。
ワニを捕まえる人にはワニ1頭につき30ドルが支払われ、捕獲後に肉や皮の販売によって得られるお金ももらえるという。
また、一部のワニはワニファームや動物園にも送られており、5年間で250頭が捕獲されたと伝えられているものの、それでもまだ施設内でワニの目撃が後を絶たない。
フロリダに住む人によると「ワニが住宅地の庭の芝生の上を歩いていたりすることは、ここではよくあることです。ここはフロリダです。ワニが住んでいるんです。ワニに対応することは自然との戦いのようなものです」という。
まずは水辺に近寄らないことが一番重要なことかもしれない。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2021.06.25)
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