新たなコンドミニアム・タワー建設計画承認 ワードビレッジ・コミュニティ・プロジェクト
新たなコンドミニアム・タワー建設計画承認 ワードビレッジ・コミュニティ・プロジェクト
ハワイ・コミュニティ開発局理事会は5日、ハワード・ヒューズ・コーポレーションが開発するワードビレッジ・コミュニティで、住宅1,243ユニットを含む2つのコンドミニアム・タワー建設計画を新たに承認した。タワーの1つ「パーク・ワード・ビレッジ」の推定予算額は約6億2,000万ドルで、プロジェクトの一環として中央公園の隣に建設される予定。546ユニットを含み、その近隣に既に建設されている高級コンドミニアム・タワーの主な特徴を踏襲する。2つ目の「ウラナ・ワード・ビレッジ」の推定予算額は4億900万ドルで、予定されている697ユニットは中所得世帯向けに売り出されるという。
ハワード・ヒューズ・コーポレーションは、住宅ニーズを満たすために必要な「適切な価格の住宅」を数多く早く提供することは、そういった住宅を長年にわたって少しずつ提供するよりも地域に大きなメリットをもたらすと述べた。ワード・ビレッジには、最終的に4,500戸の住宅が含まれる16のタワーが建設される予定で、そのうちパーク・ワードとウラナ・ワードはそれぞれ8番目、9番目のタワーになる。
1番初めに建設されたワード・ビレッジ・タワー「ワイエア」は2016年に完成し、ほぼ完売している。ワイエアは、3,500万ドル、3,600万ドルのペントハウス2ユニットを除いた平均単価が360万ドル。その後建設された「アナハ」は120万ドル、「アエオ」は100万ドルで、アエオにはホールフーズが入っている。「ケ・キロハナ」は中所得世帯向けで、単価はおよそ30万ドルから60万ドル。5番目のタワー「アアリイ」は完成間近で、ユニット数は752。6、7番目のタワー「コウラ」「ビクトリア・プレイス」は現在建設中で、平均単価は100万ドル超になる見込みだ。
写真:Eric Broder Van Dyke _ Shutterstock.com
(日刊サン 2021.05.06)
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