このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、「あの痛みの原因」を知ってもらったら少し楽になるよとお伝えしたくて書いています。

　ハワイでもお仕事に戻られた方、リタイヤした方、まだ自宅でリモートワークの方と様々いらっしゃいますが、皆様お元気にお過ごしですか？ 私も、家と仕事の往復で、旅行もしばらくお預けの状態です。

　そんな中、少しでも楽しもうと最近は園芸を始めました。まだ、失敗の繰り返しなのですが、鉢の様子を観察していると毎日変化するので、面白くなってきたところです。前回うまく行かなかった原因がわかったので、新しい土と植木鉢を買って再度お野菜を育てようと思っています。

　皆様は足のトラブルの一種で「副爪（ふくそう）」ってご存じでしょうか？ 小指の爪が、2枚生えたような状態で、非常に痛みが出ます。何かが当たると飛び上がる程痛いため、靴が履けなくなって、サンダルや、大きな靴を選ぶようになります。そうすると治るどころか、他の箇所にまで痛みが出てくる場合があります。

　副爪は、足のサイズより大きい靴でのウォーキングやマラソン、ゴルフなどが原因です。サイズの合わない履物で断続的に当たると、角質層が覆って、魚の目になる場合や、横アーチが下がり小指に負担がでてしまいます。

　靴を見直し、副爪を削れば痛みは自然になくなっていきますが、ご自分で処置するのが難しい場合は専門医に相談してください。

　「足が痛いから、今日は仕事は休む！」と言いたいところですが、実際は足が痛いぐらいで仕事は休めません。骨が折れていたり、出血していたら病院に行かれると思いますが、怪我以外の足の痛み（例えば「股関節、ヒザ、ふくらはぎ、足首、足裏、爪、タコ、魚の目、ひび割れかかと、外反母趾、内反小趾、かかとがズキズキする、しびれている指」など）があっても、我慢してしまう方が多いです。

　その痛みには必ず原因があります。足の爪の痛みを我慢している生活していると歩き方が不自然になり、ヒザ、股関節まで痛みが走ることもあります。足が痛いから、大きめの靴を履いていたら、もっとひどい状態になる場合もあるので、早目に状態を確認していきましょう。

　たかが足と思わずに、大切にしましょうね！