免疫力をつけよう!
私達を脅かしている新型コロナウイルスの感染拡大の勢いは、まだまだ、終息への気配は見せていません。皆さんは、お元気でおりますか?
そうした状況下で、国をあげてのワクチン接種が急がれています。それでも各国が開発したワクチンについては100%の確信に至ってはおらず、効用性や、副作用の有無なども心配されています。
そこで、私達が日頃の生活の中でできることがありますが、それは「免疫力をつける」ことです。毎日に摂っている食料品や食品成分から免疫力の向上につなげられます。日本では発酵食品が良いと言われ、ヨーグルトや納豆が人気になっているようです。
今世界で話題になっている代表的な栄養素と言えば、“ビタミンD”になのだそうです。ビタミンDが不足すると、疾病・感染症リスクが高まるという研究結果も発表されています。
ビタミンDの取得方法として日光浴が推奨されています。ハワイは日光浴には恵まれていますが、日本の冬の期間となると、寒風の中の日光浴は容易ではありませんね。また、最近では日焼けを防ぐためにUVケアが習慣化してきたこともあり、さらにビタミンDの不足が深刻化しているのです。
そこで、魚類に多くのビタミンDが含まれていることが注目されているのです。日本ではビタミンDというと、骨の維持や強化に良いと一般に言われてきていました。そして今、新たにコロナ感染への免疫力アップにも良いと伝えらています。
食品の中でビタミンDは魚に豊富にあり、イワシ、サンマ、ブリ、カレイやしらす干しなどが特にあげられています。きのこ類では、干し椎茸やきくらげに多いです。そして、“青魚”と呼ばれるイワシ、サバ、マグロにはたくさんのDHA・EPA成分が含まれていて免疫サポートもします。ところが日本人は肉食化が進み、ビタミンDの源となる魚類の摂取量が減ってしまっているのです。特にコロナ禍の今、魚をどんどん食べた方が免疫力アップのためにも良いとなりますね。
もちろん、ウイルス感染から守るためには、通常の手洗い、うがい、マスク着用、3蜜の回避が最も大事になってきます。そして、私達に必要なのは、適度な運動をすること、十分な睡眠を取ること、またストレスの発散なども大事になっていますので実践しましょう。
アメリカでは容易に摂取できるサプリメントが人気ですが、近年はビタミンDのサプリメントが最も需要があるそうですです(2位がマグネシウム、3位がオメガ3脂肪酸)。日照時間も短く、寒風も吹き荒れるこの冬の季節はインフルエンザ感染の心配もあり、さらにコロナ感染の脅威と、なかなか外出もままならない状況です。家で魚料理に腕をふるい、いろんな魚を食卓に並べてビタミンDを十分に取得し“免疫力”をつけましょう。
暖かい春の季節は、もう間近です。