2度目のコロナワクチン 副作用は?
新型コロナワクチンはモデルナ社製とファイザー社製の2種類が現在承認されており、それぞれ2回の接種を受けることになっている。
1回目のワクチン接種では起こらなかった副作用が、2度目の接種で起こるかもしれないとKHONが伝えている。
臨床試験においては、2度目のワクチン接種を受けた人々により多くの副作用が出ることがわかっており、早い場合では接種後8時間から12時間の間に副作用が出るということだ。
主な副作用は、発熱、悪寒、体の節々の痛み、胃痛や下痢といったものだ。
ハワイ大学の教授であるリー・ブエンコンセヨ・ラム博士によると、これらの副作用が出た場合にアセトアミノフェン系の痛み止め(タイルノールなど)やイブプロフェン系の痛み止め(アドヴィルなど)を飲むことに問題はないので必要に応じて飲むようにということだ。
副作用のほとんどは24時間以内に収まり、36時間以内にはなくなるという。
リー教授自身も2度目のワクチン接種を受けた後、最初胃が痛くなり、その後12時間経ってから102度(39度)を超える熱、悪寒、体の痛みが起こったという。
医師でもあるジョッシュ・グリーン副州知事によると、非常にまれなケースとして呼吸困難になった場合には医師に連絡したり、救急車を呼ぶようにということだ。
また、副作用の症状が2日経っても治らない場合や、悪化していく場合にも医師に連絡を取る必要がある。
1度目のワクチン接種で抗体性は52%だが、2度目の接種後2週間経つと抗体性は95%まで上がる。
接種を受けても5%の確率で新型コロナウィルスに感染するチャンスはあるわけなので、マスク着用や手洗いなどの対策を怠らないようにすることは重要だ。
(日刊サン 2021.2.8)
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