密漁者7名 捕まる
ワイキキ沖で夜間に魚を不法に捕った容疑で密漁者が捕まったが、ハワイ州国土自然資源局によると、今月に入って2度目のことだとホノルル ・スター・アドバタイザーが伝えている。
ワイキキのカパフルアベニューから戦勝記念碑の辺りまで、海沿いから最低500ヤード沖までは海洋生物保護地区とされており、海洋生物を捕獲することも傷つけることも、捕獲用具を所有していることも法律で禁止されている。
しかし槍漁業者のグループ7名は夜の闇に紛れて、保護地区の海から100匹以上の熱帯魚を捕獲し殺した。
保護地区で密漁している人々がいると言う通報を受けたため、国土自然資源局の保護官3人が現場に急行し7名を発見したと言う。
その7名はカピオラニパークの近くでダイビング用具と槍と密漁した魚を手にしていたため、違反切符を切られた。
密漁された魚がすべて死んでいたことが確認され、死骸は海に戻された。
当局によると、密漁された海洋生物は汚染や病気を持っている可能性があるために、人間が消費することは許可されていない。また、魚の死骸は海洋エコサイクルの一環としてその他の生物の餌となるとしている。
8月15日にも同様に、8名の密漁者が100匹ほどの魚を密漁したとして違反切符を切られている。
いずれの密漁者も裁判所に出頭し、罰金か禁固刑もしくは両方となる可能性がある。
当局は密漁者を見つけたら808-653-DLNRに電話するように一般の協力を求めている。
(日刊サン 2020.9.22)
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