失業者に対する連邦政府からの特別手当である週600ドルの給付が今月末で終了をしようとしている中で、新型コロナウィルス感染は収束を迎えてはいない。

アメリカ国民がいまだに経済的苦境にある中、議会では共和党が主導して、第2回目のコロナ給付金を検討しているが、現在民主党との内容のすり合わせをしている状況をKHONが伝えている。

共和党が提出している案は、前回同様に大人一人につき1200ドル、扶養家族には一人につき500ドルだ。

前回は17歳未満の扶養家族に限られたが、今回は年齢制限が取り外されて高校生、大学生、高齢者も受け取ることができるようになるかもしれない。

また、失業者に対する特別手当も再度の給付を検討している。

しかしながら共和党案と民主党案にはいまだ大きな違いがあり、共和党多数の下院と民主党多数の上院で、両院賛成多数での決着が見られない中、議会が対策を決定するのにはまだ時間がかかりそうだという。