十分な数をご用意しておりましたが、
♦ 50ドル以上のご注文はデリバリーもできます。 配達エリアはワイキキからダウンタウン。 ご注文は７p.m.までにお願いします。
日本料理ならではの繊細な会席料理から、板前仕事が光る鮨の数々、懐かしい故郷の味やおふくろの味など、和食の全てが堪能できる店、『凜花 / RINKA』。
昨年、カカアコのホールフーズマーケットが入っているコンドミニアムAE’Oの１階西側に移転し、ゆったり広々とした新空間で、国籍も年齢も実に幅広いお客を迎え、美味しさとおもてなしの心で人気を博してきた。
非常事態宣言とともに、ハワイの飲食店がテイクアウトのみになった時も、凜花の対応は素早かった。姉妹店の『お弁当凜花』で積み上げてきた、テイクアウトやデリバリーのノウハウを生かすことができたからだ。
ベースとなったのは10〜13ドルの手ごろなお弁当。15種類ほどラインナップして、毎日でも飽きないメニューを用意した。若い世代に人気のハンバーグ弁当、ローカルに人気の味噌バターフィッシュ弁当、バラエティ豊かなおかずの海苔デラックス、日替わりでお楽しみのデイリースペシャル弁当などだ。
早朝から昆布と鰹節でだしを取り、心づくしの手作りおかずを作り、日本製の容器に詰めて、開店前から行列を作るお客さんに販売する。
お米は精米したての北海道産ななつぼし。長年お弁当を作り続けてきたから、冷めても美味しい調理はお手のもの。11時の開店で、毎日50個以上のお弁当を昼までに売り切ってしまうほどの人気だ。料理人たちは休む間も無く、午後から販売するお弁当を仕込む。
巻き寿司やちらしずしも注文を受け、すぐに鮨職人が作り上げる。先日の母の日には、通常79.75ドルの巻き寿司セットを45.75ドルの破格値で販売し、予約が殺到したという。
マネージャーの中島隆朗さんは、 「ステイホームで、現状、不自由な生活を送らざるをえない皆様に、私どもの料理で少しでも楽しみや、幸せを届けれたらと考えて、食材のクオリティーを落とさず、もうけ度外視のスペシャルメニューを用意することにしました」
凜花自慢の天然だしのおつゆで温める、お鍋セットや鍋焼きうどんは3000個以上を売り切った。まぐろ丼やハマチ丼などの海鮮鮨や、がっつり系の牛丼も大好評だった。全て元値の30〜50％オフだから、喜ばれないはずはない。
単品のお惣菜からも人気ものが生まれた。凜花の特製だしをたっぷり含んだ、特製だし巻き卵は、卵３個近くを使った欲張りサイズにし、家族でシェアできるように。大根おろしと青ネギ、自家製だしじょう油まで添えて、料亭の味わいに。カリカリベーコンを忍ばせたポテサラには、ガーリックトーストを添えてビストロ風に。プロの趣向が加わっているから、いつものおうちごはんより美味しさも楽しさもアップする。
また、ワードビレッジで毎週日曜に開催しているグルメレストランリレー『WARD2GO』にも参加している。店舗電話またはオンラインからお得なディールのテイクアウトの注文ができるほか、ワードビレッジ内にあるお店からプレゼントやギフトカードがもらえるお得な企画。
今週の日曜は、凛花の名物弁当である“花弁当”が2個で25ドルという破格値でゲットできるチャンス！
16日までの予約が必須で、17日2時から5時の間に店頭でピックアップすることができる。この朗報、今すぐ誰かに伝えたくなっちゃいますね。
花弁当 華やかな海老海鮮ちらしと、出し巻き卵や白和え、エビフライなど手の込んだ料理の二段重
（取材・文 奥山夏実）
日本料理 凛花
【電話】808-773-8235
【営業時間】11 a.m.–8 p.m.
