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【アラ古希からのユルユラAlohaマインド】桜咲いた孫とズッコケ婆ば
2月11日・12日、伊東温泉に一泊し、次の日には伊豆にあるアニマルキングダムというテーマパークへ行くという娘の家族旅行に誘われました。私とパパ方のオバアチャンと小学生の孫2人とパパ・ママの6人で旅に出かけました。今回の旅行は、娘の小6の次男が無事に中・高・大一貫校の中学受験に合格できたお祝いでした。
11日の午前中は孫の中学入学説明会があり、出発はなんだかんだと昼近くになり、昼ご飯はコンビニのおにぎりを車中で頂きました。3連休の中日でしたので、途中の高速で渋滞に巻き込まれてしまいました。今の車のナビはとても賢く、こちらの道が渋滞なら別の道路へ移れば渋滞回避可能と画面で指示を出してくれることにも、20年以上車の運転をしていないお婆の私はびっくりしてしまいました。
到着しました伊東の温泉宿は庶民的家族向けスタイル。小ぶりなプールや卓球場もあり、孫たちは大喜びでした。
翌日に行った伊豆アニマルキングダムでは、動物に餌を与えることができ、また、カンガルーのお腹の袋から子供が顔出したり引っ込めたりする可愛らしさを見ることができ、孫2人は大喜び。52歳になる国内2番目の長寿の象さんや50歳のチンパンジーもいました。
パパが、天然芝パターゴルフセットプランチケットを奮発して購入しましたので、海の見える絶景の丘でパターを振る平和な4人家族の様子を、お婆2人は楽しく眺めさせてもらえました。
でも、ハプニングも!!私は、チケット売り場入口の段差に気づかずに、つまずいて転んでしまったのです。すぐ後ろにいた恰幅の良い女性が私の腕をグイっと持ち上げて立たせてくれて、膝を触って、「骨折はしていないようです。大丈夫歩けますよ。私は医療関係者です」と言ってくださったのです。
それでも、用心して娘が車いすを借りてきてくれたので、それに座ったら中学受験に合格した孫が、「僕が押すよ」と車椅子のハンドルを握ってくれました。
その後、私が転んだ段差の前に、係りの方が小さな花壇を急いで並べていました。「そう、あの花壇があれば、私だって転ばなかったわ」と思いましたが、普段毎日7千歩を歩いているという、義母を私もこれから見習わなければと反省しました。
ともあれ、『桜咲いた孫とズッコケ婆ば』の旅は、幸せがいっぱいでした。
これからの人生へ アラ古希からのユルユラAlohaマインド No.135
蒼井 絹子
北海道生まれ。学習院女子短期大学英文科卒業。
1984年「ベルーシの涙は、スニーカーブルース」が、NHK北海道ラジオ創作ドラマで採用
1987~89年 3人の小学生の子供達を連れて渡米。シアトルのグリッフィンカレッジに 留学・卒業。シアトル日本語放送局にて番組を担当
1994年 北海道にて、陶芸工房【G-club】を開設
1997~2001年 北の生活産業デザインコンペにて入選・入賞
2002年 財団法人中小企業総合研究機構会長賞を「マグネット・アート」で受賞
2003年 東京に工房・オフィスを開設
2011年 日本旅行作家協会入会。東京都TASKものづくりコンテストにて奨励賞を受賞
2012年 東京都美術館「東京展」にて「マグネットアート」入選
2014年7月7日より、ハワイマッサージアカデミーへM-1(技術取得ビザ)にて留学
2015年1月17日 同校卒業
2020年12月 著書「人生の“サバティカル”留学」を上梓