ピックアップトラックは、アメリカの道路を走る全車両の16.5%を占めているが、州によっては他の車種よりもはるかに人気があるという。自動車情報検索および調査ウェブサイト「iSeeCars.com」は、2023年からの2000万台以上の中古車販売を分析し、小型ピックアップトラックのシェア率が高い州ランキングを発表した。
ピックアップトラックは、その能力と多用途性のおかげで人気が急上昇している。かつては作業車として認識されていたが、快適性と安全性の向上により、機能的な家族運搬車へと進化した。実際、最も人気のある車種の上位4位はピックアップトラックとなっている。近年は、より燃費の良い作業車を求めるドライバーのために、ハイブリッド・トラックや電気ピックアップ・トラックも市場に出回っている。
ピックアップトラックが多い州トップ10:
1位、ワイオミング州(37.1%)
2位、モンタナ州(34.7%)
3位、ノースダコタ州(32.2%)
4位、アイダホ州(29.3%)
5位、サウスダコタ州(28.8%)
6位、アラスカ州(26.9%)
7位、ウエストバージニア州(25.0%)
8位、アーカンソー州(24.3%)
9位、メイン州(24.0%)
10位、ネブラスカ州(23.8%)
1位のワイオミング州では、平均的な州よりも2.2台多く路上を走っていることになる。同州は「カウボーイの州」として知られ、ロッキー山脈西部に位置し、未舗装道路や険しい地形が多く、厳しい冬があり、オフロードや悪天候に対応する能力が必要とされている。ピックアップトラックのシェアが高い上位10州は、北部および山岳地帯の州だ。
ピックアップトラックの販売台数で全米トップのテキサス州は、州の総車両シェアでは全米19位となっている。
ハワイ州のピックアップトラックのシェア率は13.7%で、全米39位、全米平均の16.5%よりも低い割合であることがわかった。
ピックアップトラックが多い州の全ランキングはこちら。
https://www.iseecars.com/which-states-drive-the-most-pickup-trucks-study?utm_source=nexstar&utm_medium=syndication&utm_campaign=states-most-trucks
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2024.1.30)