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【ハワイニュース】パーキングメーターのレンズはカメラではない? オアフ島

オアフ島の一部のパーキングメーターに搭載された奇妙な技術に、住民からプライバシーを心配する声が上がっている。しかし、カメラのように見えるかもしれないが、当局によれば、これはある目的を果たすものだという。

KOHN2の報道によると、オアフ島には、2023年に交通サービス局(DTS)によって設置されたスマートパーキングメーターが約3000台あるという。各メーターには2つのレンズがあり、駐車場の方を向いている。ある住民は、「ほら、カメラみたいだ! でもこれが実際に何なのか、誰がわかるというんだ」と話した。

このレンズは、実際にはセンサーであって監視カメラではないので、プライバシー侵害の心配はないという。DTSのチーフプランナーであるクリス・クラーク氏は、「システム側では、メーター通りの料金が支払われているかどうか、ロットが使用されているかをリアルタイムで見ることができる。だから、一意に特定できる情報はない。我々は、それが車であるかどうかわからないし、それが誰の車であるかも、ナンバープレートも、そういった追加的な詳細も知ることはない」と語った。

市当局によると、メーター内のセンサーは写真やビデオを撮るためのものではないという。これは、車両がパーキングのロットを占有しているかどうか、運転手が支払いを済ませたかどうかだけを判断するものであり、写真やビデオを撮影するよりはるかに簡単だと述べた。

この意見に、第三者の専門家も同意している。セキュリティ・アラーム・ショップの社長であるジョーイ・チン氏は、これは近接センサーであり、1つのレンズが電磁波を発信するとし、「そしてもう1つはその信号を受け取り、その2つの組み合わせによって、そのスペースに車が駐車しているかどうかが判断される。だから、CCTVカメラのようにプライバシーを侵害するという心配はない。レーダーのようなものだ」と説明する。

このセンサーにより、どのロットが駐車中か、また空いているかをリアルタイムで把握することもできる。ホノルル市のアプリ「パーク・スマーター」を使うと、利用可能なロットは緑色で、車が駐車している場合は赤色で表示される。

市当局によると、そのデータは警察と共有され、人々がしばしば料金を支払わない地域をターゲットにしているという。

ドライバーは、アプリを使って、空いている駐車場を探し、駐車料金を支払うことができる。詳細はこちら。https://www.parksmarter.com/

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画像:stock.adobe.com / Alex

(日刊サン 2023.12.19)

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