ブレイズデル・センター・アリーナでは、12月のリニューアルオープンを間近に控え、900万ドルを投じたアップグレード工事の仕上げが進められているとKHON2が伝えている。
1964年のオープン以来、エルヴィス・プレスリー、フランク・シナトラ、エルトン・ジョンなど、数々の伝説的なミュージシャンがブレイズデル・センター・アリーナの舞台に立ってきた。
ハワイで最も愛されている伝統と作品の本拠地でもある。
リック・ブランジャルディ・ホノルル市長は、「このような会場が修復されるのは素晴らしいことだ。ここにはたくさんの思い出があり、みんなで集まって楽しむことができるこのような場所は市民にとって必要なものだ」と語った。
カメハメハ・スクールズのパフォーミング・アーツ部門の責任者であるアリカ・N.R.ヤング氏は、「私たちの学校とブレイズデル・センターとの60年近い関係は、私たちの誇りであり、常に私たちの心の近くにあり、大切に持ち続けているものだ」と語った。
今回のアップグレードは、2023年5月に始まった4360万ドルの改修プロジェクトの第一段階にあたる。この改修には、エネルギー効率の高い新しい照明、新しく整備された560席以上の座席、ドレッシングルームのリフォーム、公衆トイレの改築、安全性の向上などが含まれる。
エンタープライズ・サービス部門の責任者であるディタ・ホリフィールド氏は、「ここは、ラスベガスやアメリカ本土、アジアから主要な人材を誘致するために提供しなければならない最大の会場のひとつだ。そのため、私たちはこのアリーナを本当に大切にする必要がある」と語った。
近代化された新しいブレイズデル・センター・アリーナで最初に公演を行うのは、毎年この舞台を利用しているカメハメハ・スクールズだ。カメハメハ・スクールズは、この会場の歴史の中で最も長期にわたるテナントとなっている。「カメハメハ・スクールズを代表して、このアリーナで初めてクリスマス・コンサートを行うにあたり、ケ・アクア(神)がブレイズデル・センターに祝福と恩恵を与え続けてくれるよう祈っている」とヤング氏は語った。
なお、会議室の改修も完了しているが、コンサートホールは工事のため2025年2月まで閉鎖されている。
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