冷房がキツすぎて体調を崩すといった経験はありませんか。極端な人工的な気温の管理で体調を崩すのは、私たちが自然のバランスからかけ離れてしまった時に起きます。今回は、冷房がキツすぎる場所で働いている人に向けて、下記3つの対策をお伝えいたします。
①温かい飲み物を飲む
冷房が強すぎる場所にいるときに厚着をしても、冷たい飲み物を飲んでしまっては逆効果です。オフィスで冷房がきつい場合は、オフィスにいる間はお白湯など、温かい飲み物を飲むことができたら理想です。レストランなどで冷房がきつい場合は、温かい飲み物やスープを注文すると良いかもしれません。
②靴下を履いて外出する
サンダルなどは見栄えが良いですが、意識して靴下を履くことをお勧めします。特に末端冷え性のような方は、くるぶしまで隠れるタイプや、シルクを使ったものがおすすめです。シルクには保湿効果もあるため、靴下を履くほうが実は過ごしやすく、かつ清潔に足を保つことができます。シルクにこだわらなくても、靴下を履いて体温を下げないように気をつけましょう。
③こまめに歩く
オフィス内が寒い場合こそ、積極的に動きましょう。デスクワークの場合でも、毎時間席を立って、外を軽く1周して歩くことをお勧めします。外の空気を吸うことで脳のリフレッシュも期待できますよ。
更にもう一歩踏み込んで工夫できる方は、朝早く起きる生活を意識してみてください。朝早く起きるということは、ある程度夜早めに休む必要があります。夜の10時までに寝て、朝6時までに起きることができたら理想です。冷房のいらない時間帯の家事、勉強、運動は、朝のエネルギーをふんだんに受け取ることができますよ。
冷房を使わずに自然の風を感じならが過ごすことが理想ですが、暑さで体調を崩すのは御法度です。適度に温度調節をしながら快適に過ごすことを優先しましょう。また、 扇風機のように風に当たり続けているとバランスを乱しやすくなります。強い風に当たる場所で働いている人や、扇風機を使用する機会が多い場合は、薄手の長袖を羽織るなどし、直接肌に風が当たらないように気をつけることも大切です。暑い時期であっても、カーディガンやショールを持って 外出することをおすすめします。
小さな工夫が、体だけでなく心も温めてくれます。できそうなことを一つ選んで、やってみてくださいね。
幸せ修行 No.295
加藤ジェシカ
世界中50か国以上を旅する中で、地球にはエネルギーのような何かが存在することに気づく。2017年、ヨガの勉強を通してアーユルヴェーダに出会い、渡印。日常に寄り添うアーユルヴェーダがテーマ。
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