ハワイの人気チェーンダイニング「ジッピーズ」は、1日(火)、準備を進めているラスベガス店のオープン時期について、10月を予定していると発表した。
KHON2の報道によると、ジッピーズのラスベガス進出は、2018年、同社がラスベガス地域の商業不動産オーナーやブローカーにRFPを配布した後に初めて発表された。発表当時、同社のCEOであるジェイソン・ヒガ氏は、「この地域にはハワイからの移住者が多いことから、私たちのブランドに自然にフィットしており、ハワイ外での最初のロケーションとして理想的な選択だと考えている」と語っていた。
しかし、2020年4月、パンデミックによって世界の大半がロックダウンした直後、同年末にオープンを予定していたラスベガス店の建設も一時中断された。ジッピーズの親会社であるFCHエンタープライズのポール・ヨコタ社長は、「私たちは、州外初の店舗をオープン予定の区画を所有しており、将来の店舗用地として他の場所もいくつか特定している。すでにラスベガスに多額の不動産投資をしているので、私たちは間違いなく市場に参入する。誰もが望んでいたよりも少し遅れているだけだ」と語っていた。
それから2年以上が経ち、COVIDと世界的なサプライチェーンの問題が発生した後、バドゥラ・アベニューとモンテッソーリ・ストリートの角で作業が再開され、ジッピーズの経営陣がハワイにやってきて業務を学んだことで、現場は再び賑やかになった。
ジッピーズのソーシャルメディアによると、ラスベガス店は10月10日(火)営業開始となる。また、今月15日(日)午前9時から午後6時まで、4590 S. Hualapai Wayにて新店舗の採用イベントが開催予定となっている。
なお、ジッピーズの1号店は、56年以上前にサウスキング・ストリートにオープンした。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.8.2)