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【ハワイニュース】在外山口県人会世界大会、ホノルルで開催

28日(金)から30日(日)まで、第6回在外山口県人会世界大会がホノルルで開催され、世界中の山口県人会支部のメンバーが参加予定であるとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。

山口県国際課の幹部であるシンヤ・カトウ氏は、3年に一度のこのイベントについて、山口県にゆかりのある人たちのつながりを深めながら、意見やアイデアの交換を促進するものだと語る。なお、今回は、過去8年間で初めて対面での開催となる。

「このイベント開催と、人々がパンデミックによってどのような影響を受けたのか語り合えるのをとても楽しみにしている」とカトウ氏は通訳を介して語った。「おそらく、この特別な世界大会から生まれる最も興味深いことのひとつは、影響を受けた活動からどのように前進しているかという人々の議論になるだろう」

今回の世界大会は、ホノルル山口県人会と山口県庁が主催し、約100名の参加者が見込まれている。通常、山口県と県人会支部がある国外で交互に開催される。

最初の山口県人会は、1920年代、故郷の山口を離れた人たちが地元やその文化との絆を維持できるようにと始まった。カトウ氏によると、山口県人会はまた、先祖が山口出身である人々が、自分たちの文化的ルーツとのつながりを得るための手段でもあるという。「人々は故郷の食べ物や文化といったものとつながりを持つ。とくにハワイでは今でも山口流の盆踊りをやっており、それが顕著だ。また、世界中の様々な場所の価値観や文化に触れることもできる」

今大会は青少年交流デーから始まり、39歳までの18人が意見交換の機会やハワイの文化活動に参加する予定となっている。この青少年交流は、特に山口県外で生まれた人たちに向けたもので、山口が彼らをコミュニティの一員として認めているというメッセージとなる。参加者同士の交流を深めるため、青少年の参加人数はあえて少なくしているという。

2日目は、参加県人会の会長と山口県知事の村岡嗣政氏との意見交換が行われる。その後、世界各国からの山口県代表団による公式世界大会が開催され、夕食会とレセプションで締めくくられる。

最終日には、ホノルル山口県人会主催の朝食会が「クラブ100」で開催される。

ホノルル山口県人会会長のゲイル・ワカタケ氏は、過去15年にわたり世界大会に参加している。会員であることが、自分や他のメンバーにとって、山口県とのつながりを深め続けるきっかけになっているという。「山口出身であることに感謝し、喜びを感じるこの機会を持てることを本当に誇りに思う」

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写真:Shutterstock.com

 

(日刊サン 2023.7.28)

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