【幸せ修行】結局どのくらい寝るのが良い? 理想の睡眠時間と眠りが深くなるコツ2選
皆さんは毎朝すっきり起きることができているでしょうか。朝、すっきり起きることができるかどうかは、健康を測る上でのひとつのサインでもあります。
インド医学のアーユルヴェーダでは、体質別に適量の睡眠時間があります。睡眠時間は7~9時間をお勧めします。よく眠るためには空間にも意識を払いましょう。今回は心地よく寝て起きるためのタイミングと、コツを二つお伝えいたします。
眠るタイミングは、心地よく眠るために欠かすことができません。夜の10時から夜中の2時は、アーユルヴェーダにおいて、眠るどころが元気になってしまう時間です。夜10時に眠ることができないとしても、この時間帯に携帯電話やパソコンのスクリーンを見るのは避けることをお勧めします。
また、朝の6時までに起きると軽やかさが生まれます。朝6時までに気持ちよく起きるためには、早寝が必要ですので、10時までに寝て、翌朝6時までに起きることができたら最も理想です。
気持ちよく寝るためには、二つだけ空間に意識を払ってみましょう。ひとつ目は、寝室を寝るために適した場所にするために、自分の肌に触れるものに意識を払うことです。寝具は、出来る限り、コットン、麻など、天然繊維のものを使うことができたら理想です。
寝具と同様に、パジャマもできるだけ、天然繊維のものを選びましょう。Tシャツで寝る人が多いですが、パジャマは熱をためないように作られているので、睡眠の質を上げるためには効果的です。しっかりと休む、という気持ちの切り替えにもなるので、Tシャツなどをパジャマがわりにするのではなく、パジャマを着用することをお勧めします。
もうひとつのコツは、気持ちよくなるために、空間を整えることです。可能な限り、寝るための場所には、テレビやスマホ、iPadなどの電子機器類は持ち込まないようにしましょう。もし模様替え等を検討している場合は、アイボリーやうすピンクなどの色をクランプやシーツに使うと落ち着くことができます。
逆に、まっ白の場合だと、筋肉が無意識のうちに緊張してしまう人がいます。色使いには意識すると良いでしょう。
しっかりと休んで、翌朝気持ちよく起きられる事は、私たちの健康に欠かすことができません。ときには、仕事や何か他のことを優先する代わりに、自分に最高の休息を届けてみてはどうでしょう。
幸せ修行 No.291
加藤ジェシカ
世界中50か国以上を旅する中で、地球にはエネルギーのような何かが存在することに気づく。2017年、ヨガの勉強を通してアーユルヴェーダに出会い、渡印。日常に寄り添うアーユルヴェーダがテーマ。
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