オアフ島モイリイリ地区に、5階建ての高齢者向け低価格集合住宅「ハレ・マカナ・オ・モイリイリ」が今月オープン予定であるとハワイ・ニュース・ナウが報じている。
同住宅はワンルームが80戸、1ベッドルームが24戸、合計100戸あまりのユニットから成る。賃貸料は収入に応じて変動し、ワンルームで月額およそ550〜1160ドル、1ベッドルームでおよそ600〜1250ドルに設定されている。
プロジェクトマネージャーのマイカ・オークランド氏によると、月収が6万ドル以上あり、一人で住む予定の人は、おそらく入居資格がないとのこと。現在、入居申し込みを受付中で、3カ月で満室にしたいと考えているが、100%低価格住宅プロジェクトのため、マーケティング予算が限られているという。
また、AARPハワイ(全米退職者協会ハワイ支部)のクレイグ・ギーマ氏は、対象となる高齢者へのアプローチの難しさについて語っている。「高齢者にどのようにして情報を届けるのか、また入居申請書類の作成などを彼らが行うのは困難で、サポートが必要」
同氏は、ハワイには移民の高齢者が多いことも指摘し、「英語を母国語としない高齢者たちの場合はさらに難しい」と述べている。
入居申し込み書は下記よりダウンロードが可能。
https://www.mdihawaii.com/_files/ugd/10f952_7a5d5bbada5149b6b7259bb6cdce236d.pdf
または電話808-735-9099、メール [email protected] でも受け付けている。
ハレ・マカナ・オ・モイリイリの詳細はこちら。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.3.6)