ミシシッピ州メリディアンにあるレストラン「レッド・ロブスター」の従業員が、食材として仕入れた在庫の中からオレンジ色のロブスターを発見し、テネシー州の水族館に連絡したとフォックス・ニュースが伝えている。
フロリダ州の同チェーン店でも先月、同様の発見があり、今回で2度目になるという。
同レストランでは、メニューの「チェダー・ベイ・ビスケット」が有名であることから、フロリダで見つかったロブスターは「チェダー」、ミシシッピの個体は「ビスケット」と名付けられた。
水族館によると、オレンジ色のロブスターは、3千万匹に1匹という非常に珍しいものだという。
「体の色は餌の色が関係するので、今回の2匹が同じ地域で取れたものと推測されますが、今後は、ロブスターの餌がどのように体色に関係するのか研究を進めていきます」
「レッド・ロブスター」のニコル・ボット氏は、「世界で最も大きなレストランチェーンのひとつとして、弊社は大量のロブスターを取り扱っています。今回のことで問い合わせをしたところ、『チェダー』と『ビスケット』が捕獲された地域の漁師からは、この時期にはオレンジ色のロブスターを見かけることも多いという話がありました」と述べている。
「ビスケット」は秋以降、ガトリンバーグのリプリーズ水族館で展示されることになっている。
写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2022.8.12)
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