超高級住宅地として知られるハワイ・ロア・リッジにある邸宅が売りに出されている。
殺人事件の現場となった住宅で、被害者のギャリー・ルビー氏の家族が売りに出しているとKHON2が伝えている。
今年初め、当時73歳だったルビー氏が殺害され、バスタブの中でコンクリート詰めにされている状態で発見された事件だ。
寝室3つ、バスルーム2つ、素晴らしいオーシャンビューを持ち、オープンフロアプランで細部まで素晴らしい仕上げがなされているこの邸宅の売り値は250万ドル(およそ3億3,500万円)。
売り出す前には、ブレッシング(祈祷)のセレモニーが行われているという。
販売する不動産業者は、住宅で殺人が行われたことを買い手に開示することが義務付けられているが、「確かにいわゆる事故物件ではありますが、ここで起こったことではなく、この家自体の価値を見ていただきたいと思います」と述べている。
ルビー氏の姪であるマリア・ルビー・クレモンズさんによると、同氏がこの家で暮らしたのは数年のみだが、たくさんの思い出があるという。
毎日ギャリーさんを懐かしく思っており、この家を手放すことは、決してギャリーさんとその思い出を手放すことではないと語っている。
事件の公判は8月29日に予定されている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.8.3)