【ハワイニュース】旅行者は今週末にノースショアに行かないで 水道管補修工事で通行止め
ノースショアへ向かうカメハメハ・ハイウェイで交通規制が行われている。
カハナ湾近くの主要水道管が破裂して補修工事が行われているため、カメハメハ・ハイウェイの一部区間が両車線とも通行止めの状態だ。
工事は16日から行われており、普段オアフ島のウィンドワード側を通ってカメハメハ・ハイウェイを利用している地元住民に大きな影響が出ている中、観光業関係者は旅行者にノースショアへ行かないよう呼びかけているとKHON2が伝えている。
州観光局のカラニ・カアナアナ氏は、「普段から交通量が多く、夏は特に混み合う時期で、今回の通行止めにより、ノースショアを通るすべての交通が迂回しなければならないということで影響は甚大です。そのため、ノースショアへ行こうと考えている観光客の皆さんには、計画を変更してどこか別の場所を検討してもらいたいと考えています」と述べている。
工事の影響は、周辺の店に打撃を与えている。
通行止め区間の南側で「ココナッツガールズ&ガイズ」を経営しているトレーシー・ドゥアートさんは、「こんな静かなカメハメハ・ハイウェイを見たことがありません。ビジネスの90%を失いました。全く車が通らないんですから」と話す。
ホノルル市水道局によると、22日(金)までには逆走行車線を設置するとしている。
工事は24日までに完了する予定で、それまでの間、警察官がププケアのフードランドに配置され、周辺の交通整理を行うという。
現在、交通止めを知らずにノースショアに行こうとカメハメハ・ハイウェイを北上すると、カハナでUターンして戻り、オアフ島中央部を通って行くことになる。
カアナアナ氏は、「今回の水道管破裂事故による交通止めは、我々がコントロールできるものではありません。観光局としては、観光客の皆さんに交通止めのことを知らせ、別のプランを考えてもらうようお願いしたい」と述べている。
シェアする
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.7.21)