ニュージーランドとハワイを結ぶ路線が3年ぶりに再開したとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。

7月4日に、ニュージーランド航空がオークランドとホノルル間の直行便を再開した。

同社のアメリカ担当ジェネラル・マネージャーのベン・エヴァーズ・スウィンデル氏は、「世界中の多くの航空会社同様、まだ世界各地への運行を再開し始めたばかりですが、オークランドからホノルルへ週3便がこのように迅速に再開されることになったのは、ニュージーランド国民にとって、そしてニュージーランド航空にとって、ハワイ訪問がいかに重要なことであるかということを示しています」と述べている。

パンデミック前の2019年には、およそ75,000人がニュージーランドからニュージーランド航空でハワイに訪れており、1人あたり250ドルを消費している。新型コロナの規制が始まるまでに、来訪者数は7%増加していた。

先週土曜日には、ハワイアン航空も週3回のホノルル〜オークランド便を再開しており、ダニエル・K・イノウエ空港で、出発の前にブレッシング・セレモニー（祈祷の儀式）を行ったという。

同社のニュージランド担当ディレクターであるラッセル・ウィリス氏は、「一部の時期には2019年のレベルを超えるような強い需要が見られ、ハワイはニュージーランドの人々にとって、訪れたい旅行先のトップであるということの証明です」とコメントしている。

また、先週金曜日には、全日空が大型ジャンボ機エアバスA 380のホノルル直行便を再開した。

専門家によると、これらの国際線の再開は、ハワイ経済復興の鍵であり、インフレの抑制や労働力不足解消につながるという。