8月13日に行われる予備選挙への出馬受付が6月7日(火曜日)に終了した。
直前になっていくつかの大きな動きが見られたとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
元ハワイ副州知事のデューク・アイオナ氏が共和党から知事選へ立候補し、モロカイ島からはハワイ先住民活動家のウォルター・リット氏が州上院議員選挙に立候補した。
今回の予備選挙で選出されるのは、全州議会議員、連邦議会4議席のうち3議席、知事、副知事、マウイ市長、カウアイ市長、各隣島の全ての市議会議員、ホノルル市議会9議席のうち4席、ハワイ先住民族の課題を取り扱うハワイアン・アフェア事務局(OHA)の数席と非常に多く、全部でおよそ120になる。
このために、出馬の書類提出をした人も約400人と多くなっている。
立候補費用は25ドル、また、求める役職に応じて15人から25人の有権者から推薦の署名を得なければならない。
ハワイ大学公共政策センターのコリン・ムーア所長によると、州上院25席、下院51席のうち、接戦となるのはおよそ3分の1、上院5席と下院20席とみられているという。
また、共和党からの知事候補者の中から誰が11月の本選挙に進むのかも注目されるという。
民主党の有力知事候補者は、ジョッシュ・グリーン副州知事、元知事夫人で実業家のビッキー・カエタノ氏、アメリカ下院議員のカイ・カハレ氏の3人だ。
これまでの主な動きとしては、元州上院議員のジル・トクダ氏が連邦議会選へ出馬、連邦下院議員のカイ・カハレ氏が知事選へ出馬、元ホノルル市長カーク・コールドウェル氏の知事選からの撤退などが挙げられる。
有権者登録を終了している人には、7月26日から投票用紙が送付されることになっている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.6.8)