ハワイアン航空の25日の発表によると、まもなくイーロン・マスク氏の率いるスペースX社と契約を結び、その「スターリンク」(Starlink) Wi-Fiを無料で提供する最初の主要航空会社となる、

とハワイ・ニュース・ナウが伝えている。

ハワイアン航空は、国内線、国際線の利用客に無料Wi-Fiを提供することになる。

同社の社長兼CEOであるピーター・イングラム氏は、ニュースリリースで次のように述べている。「お客様に対するサービスの高い基準に技術が追いつくまで待ちましたが、待つだけの価値があるものです。お客様は、受賞歴のある機内サービスに加え、高速でシームレスな無料Wi-Fiをお楽しみいただけるようになります」。

スペースX社が運営するスターリンクは、地球上のあらゆる場所でインターネット・アクセスを提供するために設計された軌道上の衛星群だ。

ハワイアン航空とスターリンクは、導入の初期段階にある。来年には、エアバスA330やA321neo、ボーイング797-9など、一部の機種で開始される予定だ。

スペースX社のスターリンク商業販売担当副社長ジョナサン・ホフェラー氏は、「ハワイアン航空の乗客は、21世紀に期待される高速インターネットを体験することができ、離陸前に映画をダウンロードするような面倒なことは、過去の遺物になる」と述べた。