ホノルル市当局は新型コロナウィルス感染拡大への恐れから、ラニカイビーチに集まり続ける人々を制限するために、4月6日から30日までの間ラニカイビーチ周辺の路上駐車を制限することとした。期間中毎日24時間、ラニカイの全ての路上及び路肩への駐車は禁止となる。

　市内のビーチパークは閉鎖されているにも関わらず、人々はビーチに集まり続けており、不必要な集まりを分散させるための取締りに警察の貴重なマンパワーを割くことは大きな負担だと述べた。 ホノルル警察署長のスーザン・バラード氏は4月3日に「4月2日の時点で、警察は公園やビーチにいる人々に対して3127件の警告と281件の違反チケットを出した。

　ホノルル警察として、この重要な時期に公衆がビーチに集まるのを阻止する必要がある。一人一人の人間が公衆衛生を最優先とするための責任ある行動をとる必要がある」と発表した。

　市運輸局は、駐車制限をドライバーに示すために、ラニカイ地区の路肩に赤い円錐型の標識を設置した。

　市当局は、市民に在宅及び在宅勤務の指示に従って、市民に家の中にいるように要請し、必要な外出として認められるのは、必要な業種と認められた仕事に従事する労働者と、市民の生活必需品を買い出しと病院に行く時だけである。

　市議会議長のアンダーソン氏はニュースリリースで「今はウィルスとハワイの島々との戦いの重要な時期である。コミュニティ全体の健康を無視して、レクリエーションのためにビーチで集まっているときではない」と述べた。

（日刊サン　2020. 4.11）