●流星群
4月16日から25日まで流星が観測できるが、一番多くの流星を見られるのは4月21日午後8時ごろである。1時間あたり約20の流星、1分あたりでは約3つの流星が観測できる。
●星の観察
4月中、金星は夕方の空に際立って明るく見えるので簡単に見つけることができ、早朝5時ごろには木星、土星、火星を南東の空に見ることができる。
●スーパームーン
地球の周囲を回る月の軌道は完全な円ではないため、その軌道が地球に最も近い位置を近地点と呼ぶ。月は1カ月に1度この近地点を通過するが、満月時に近地点を通過することが毎年数カ月ある。その時に月が空で大きく見えるために、その月を「スーパームーン」と呼ぶ。次回のスーパームーンは4月7日の夜に見ることができる。
(日刊サン 2020. 4.4)