カイムキ地区では当初3月16日から8カ月間、駐車場補修工事が行われる予定だったが、地区の事業主と関係者による反対によって、少なくとも2週間工事が延期されることが3月10日に市当局より発表された。
事業主たちは、代替となる駐車場を見つけるために工事を来年1月まで延期してほしいと陳情していた。
カイムキ地区は今までも深刻な駐車場問題を抱えており、106台分の駐車場を舗装し直すのに210万ドルの費用と8カ月の期間が必要なのかという疑問も呈した。
4年前に菓子店をオープンしたヤング氏は、「2年前に舗装した駐車場をなぜ、またすぐに再舗装するのか納得できない。工事そのものに反対しているのではなく、その内容とやり方に反対している」と述べた。
ゲコーブックショップのオーナーであるテッド・メイヤー氏によると、「2年前の舗装工事は1.5インチの深さで全体舗装ではなかった。今回の工事は、私がここで店を開けてから34年間で初めて、3インチの深さで行う全体舗装だ。しかし、あまりにも告知から工事までの期間が短く、しかも8カ月もかかるというのは問題だ」
市報道官のブランディ・ヒガ氏は、「駐車場を同時に全て閉鎖するのではなく、3段階に分けて行われ、近くの土地所有者には代替駐車場としての使用を呼びかけている」と述べた。
(日刊サン 2020. 3.21)