ハワイ州では、バケーションレンタルの供給増加に伴い強い需要があるが、オアフ島では減少にある。それは、オアフ島で昨年8月、市の計画許可局が違法なバケーションレンタルの取締りを実施し始めたことによる。
ホノルル計画許可局は、約6カ月前に新しい法律が施行されてから339件の違反通知を発行した。 当局は、追加の16件の違反通知を発行した、その一部は罰金を科した。
また、マウイ島では昨年からバケーションレンタルの取締りが強化され罰金の引き上げが承認された。
12月22日よりマウイでは、B&B、短期バケーションレンタル、その他短期宿泊施設を許可なく運営した場合の初期罰金を20,000ドルに引き上げた。違法な運営を継続した場合、一日につき10,000ドルの罰金となる。
1月のハワイ州全体のバケーションレンタルの1日あたりの平均料金は247ドルで、2019年1月から15%以上増加した。
オアフ島の1月の供給は、前年比で13%減少、需要はほぼ6%減少したが、占有率は上昇して81%になり、平均料金は20%上昇して190ドル強になった。
マウイ島ではバケーションレンタルの供給が27%以上増加、需要は29%増加、占有率は85.6%に増加、平均料金は10%以上増加して311ドルを超えた。
ハワイ島の供給は9%以上増加、需要は23%増加し、占有率は81.6%になり、平均料金は184ドル以上となった。
カウアイ島の供給は、24%近く増加、需要は19%以上増加、占有率は80%になり、平均料金は308ドルを超えた。
(日刊サン 2020. 3. 7)