ハワイ州国土自然資源局(DLNR)は海岸でクリスマスツリーを燃やして焚き火をしているところを発見したら逮捕をすると警告しているとKHONが伝えている。
オアフ島ウィンドワードのカネオヘ・ベイにあるサンド・バー(引き潮になった時に現れる砂地)は地元住民の中でボートを所有している人々や観光客に人気の場所だが、そのサンド・バーに使用済みのクリスマスツリーを積み上げて焚き火をするという行為が毎年人気を呼んでいる。
しかし海岸での焚き火は環境に悪影響をもたらすため、焚き火をしているところを発見したら逮捕もありえるとDLNRが声明を発表した。
DNLRは「多くの人々がクリスマスツリーをボートに乗せて運んできて、サンド・バーで燃やすことは海岸や周囲の海洋生物の生態系に悪影響を及ぼします」と述べている。
しかし、実際には誰が行ったのかを追跡調査するのは困難だ。
DNLRでは毎年ツリーの焚き火についての通報を受け取っており、その度にサンド・バーに小型ボートを出動させているが、この不法行為に関係した個人の特定が常に行われているわけではない。
ハワイ州内では不要ゴミを公共の場所や裏庭などで燃やすことは不法行為となっている。
DNLRでは昨年のクリスマス後にサンド・バーでクリスマスツリーを燃やした人々のビデオを公開している。
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写真: Shutterstock
(日刊サン 2021.12.29)