コロナゲームで遊ぼう
ドイツでは、新型コロナウィルス感染が拡大した今年3月にロックダウン(都市封鎖)が起こったが、その期間中にヴィースバーデンという街に住むシュバデルラップ家の四人の姉妹が「コロナゲーム」というボードゲームを作った。
人生ゲームのようなもので、新型コロナで家から出ることができない高齢の隣人のために、障害を乗り越えて、ショッピングリストにある全ての食料品を一番早く買い集めることができた人が勝つというゲームだ。
濃厚接触者になって自己隔離しなければならなかったり、買いだめが起こってスーパーマーケットに目的の品物がなくなったり、様々な障害を超えていかなければならない。
姉妹の父親であるベネディクトさんは娘四人が作ったゲームに関心し、アーティストを雇って、カードやボート、箱のデザインを頼んで完成したゲームはすでに2,000個を売り上げたという。
家族みんなで協力して注文受付、梱包、配送などを行なっていたが間に合わないほどの注文が来たため、今ではトイショップと提携してさらに売り上げを伸ばしているそうだ。
(日刊サン 2020.12.29)
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