州内の市郡当局や救急隊員は、新年の祝祭を前に、危険で違法な花火の使用に対して警告を発しており、爆竹を打ち鳴らす予定がある人は必ず許可証を入手するよう呼びかけている。
ハワイ・ニュース・ナウの報道によると、花火許可証の取得は18歳以上からで、1枚25ドル、取得者は爆竹を5000個まで購入できる。また、許可証は1人で複数の購入が可能となっている。
オアフ島で爆竹許可証を入手する場合、使用日の10日前までにオンラインで購入しなければならないため、今年の大晦日の許可証は21日(木)時点で締め切られている。
すでにオンラインにて購入済みの人は、アラモアナ、カポレイ、パールリッジ、ウインドワード・シティの市役所にて許可証を受け取る必要がある。また、許可証の受け取りには有効な写真付きIDが必要となっている。
新年の爆竹を安全に楽しむために、当局は下記の情報を共有している。
- 爆竹は大晦日の午後9時から元旦の午前1時までのみ。
- 爆竹を使用する際には許可証の提示が必要。
- ランタンを含む空中花火は違法にあたる。打ち上げ花火の点火は、正規の許可を受けたパイロ・テクニシャンのみが行うことができる。
- 線香花火、ヘビ花火、コーンファウンテンなど、地面から12フィート(約3.6メートル)以下の高さで打ち上げる一般消費者向け花火の購入には、許可証は必要ない。
また、当局では、毎年花火によって引き起こされる負傷を避けるために、花火を打ち上げる際には細心の注意を払い、枯れ草や燃えやすいものから十分離れた場所で行うことや、花火は一度に一つずつ点火すること、アルコールや薬物に酔っている状態で花火をしないこと、使用の際は消化器や放水ホースを用意しておくことなどを呼びかけている。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.12.28)