今年のクリスマスは日曜日で天候にも恵まれたことから、多くの人がビーチに繰り出した。
オアフ島のノースショアでは、大波のためにライフガードが忙しい1日を送ったとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
25日、オアフ島北部と西部には高波注意報が出されており、気象庁によると、北部では最高20フィート(約6メートル)、西部では12〜16フィート(4〜5メートル)の高波になるとの予想だった。
海洋安全局(ライフガード)のケリー・アトウッド氏は、ノースショアの波に関して『危険』と述べ、一般の人々に注意を呼びかけた。
ワイメア・ベイでは、水泳が禁止されていたにもかかわらず、海に入ろうとする人が後を絶たず、ライフガードが浜と海上とで連絡を取り合い、人々を岸に誘導する事態となったという。
ノースショアでは、5回の救助活動と2,500件の警告が行われた。
アトウッド氏は、「この時期はサーフィンシーズンでもあるが、同時に、非常に大きくて危険な波が起こる季節でもある。それが、この時期にノースショアに多くの観光客が訪れる理由ともなっている」と話した。
多くの人がクリスマス休暇を楽しむ一方で、その安全を守るために働いている人々がいることも心に留めておきたい。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.12.27)