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【世界のこぼれ話】大晦日(そして元旦)といえば…

アメリカで大晦日といえば、シャンペンを飲みながら、コンフェッティと呼ばれる小さな紙吹雪が撒き散らされる風景だが、世界には様々な大晦日の風景があるとフォックス・ニュースが伝えている。

例えば、日本では大晦日にはそばをすすり、元旦にはおせちと雑煮を食べる。

イタリアでは豚肉とレンズ豆を煮込んだ伝統的なシチューを元旦に食べるという。

豚肉は後ろに進まず、前にどんどん猛進することから進歩や前進を意味し、レンズ豆はコインの形をしていることから金運を象徴している。

オランダ人ではドーナツを食べる。干したベリーやブドウを生地に混ぜて油であげたボール状のドーナツで、これを食べると油まみれになるために、言うことを聞かない人々をナイフで切り裂くと言われている女神ペルヒータが襲いかかってもナイフが油で滑ってしまうために殺されないということから食べられるようになったそうだ。

スペインでは、ブドウを食べるという。これから始まる12カ月が幸福なものであるようにという意味を込めて、種を取って皮をむいた12粒のブドウを新年が明けて12秒で食べるという地域もあるそうだ。

ギリシアでは、ヴァシロピアと呼ばれるしっとりしたケーキを食べる。

砂糖、牛乳、卵、オレンジで作られるケーキの中にはコインを隠しておき、12時にカットして食べる。

それぞれの国にそれぞれの習慣があるが、どの国にも共通しているのは、新しい年が素晴らしいものとなりますようにと言う願いが込められているということだろう。

写真: Shutterstock.com

(日刊サン 2021.12.27)

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