コロナ感染拡大が止まらない。
12月26日(日曜日)の新規感染者数は2,205人と今までの最高を記録した中で、ワイキキの医療施設が非常に多忙となっているとKHONが伝えている。
「ドクターズ・オブ・ワイキキ」ではここ数日間非常に多忙で、毎日のコロナ検査数は2倍以上となり、陽性患者が20分から30分に1人の割合で出ているという。
アラン・ウー医師は「オミクロン株は非常に感染力が強いようです。症状は(デルタ株に比べると)とても軽いのが大半です」と述べている。
「追加のワクチン接種を受けていても感染していますが、症状がさらに軽いために重症化して入院する率が驚くほど低くなっています」
このことはワクチン接種が有効で、重症化して入院することを防いでいることを示している。
一方、感染数が激増していることに対してウー医師は「ワクチン接種を受けない人々はコロナ検査も受けようとしません。もし全ての人に検査をしたら感染数はもっと多いと考えています」と述べている。
また、1度コロナに感染していても再び感染することを忘れてはいけないという。
そして、ワクチン接種を完了していても追加接種を受けていても感染するので、マスクを適正に着用し、手洗いなどの予防策を怠ってはいけない。
ウー医師はN95などのサージカル・マスクの着用を推奨し、さらにフェイス・シールドを装着する2重の防御を勧めている。
「マスクを適切に着用しなければいけません。鼻部分をきちんとつまんで空気が漏れないようにすることが重要です。そしてさらにフェイス・シールドで防御すれば、より自分自身を守ることになります」
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写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2021.12.27)