家庭用インターネット・サービス・プロバイダーの「センチュリー・リンク・クオート」は、今年最も検索された、つまり人気のあったクリスマス映画を州別に発表した。そのデータによると、ハワイ州で最も人気があるのは「セレンディピティ 〜恋人たちのニューヨーク」だということがわかったとKSWBが伝えている。
センチュリー・リンクの研究チームは、映画レビューサイトの「IMDb」と「Rotten Tomatoes」のスコアを基に、ウェブサイト「Screen Rant」や「Time Out」を含むウェブメディアによるベスト・オブ・リストを加味したクリスマス映画50本のリストを作成した。そのリストをさらに絞り込み、昨年1年間で最も検索ボリュームの多かった上位18作品だけに絞った。
このリストによると、2023年の全米クリスマス映画のトップは「エルフ」だった。ウィル・フェレル主演のこの映画は、7つの州で最も人気のあるクリスマス映画でもあった: フロリダ州、アイダホ州、アイオワ州、ミシガン州、ネブラスカ州、ノースダコタ州、ペンシルベニア州だ。なおこの作品は、公開20周年を記念して再公開されている。
次に全米で人気のあったクリスマス映画は、「フォー・クリスマス」、「ラブ・アクチュアリー」、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の3作品が同列2位となった。この3作品はそれぞれ5つの州で1位を獲得した。
その他、「ダイ・ハード」(4つの州で1位)、「クリスマス・キャロル」(3つの州で1位)、「セレンディピティ」(3つの州で1位)、「ポーラー・エクスプレス」(3つの州で1位)などが各州の検索上位にランクインした。
地理的なつながりは、いくつかの州の嗜好に表れている。ニューヨーク州は、ニューヨークを舞台にした続編がある「ホーム・アローン」に傾いている。また、この映画は『エルフ』を僅差で抑えて検索上位にランクインしている。インディアナ州の人々は、同州ホーマンを舞台にした「クリスマス・ストーリー」を好んでいる。
センチュリー・リンク・クオートの「アメリカで最も人気のあるクリスマス映画」に関するウェブサイトでは、映画のトリビアなども紹介されている。詳細はこちら。
https://www.centurylinkquote.com/resources/the-most-searched-classic-christmas-movies-in-america/
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